戦後の日本美術界にあって裸婦デッサンに定評のある洋画家、日本画家、彫刻家30氏の225点を上、下2冊に収録。
カメラは絶世の“美女”を次々に捉えた。すべてが今をときめく若女形・児太郎の化身であった。
近代写真評論を開択し、多くのカメラマンを育て、昨秋急逝した著者の最後の評論集。記念碑的な名作を鑑賞しながら、写真史を端的にトレース。
没後20年の今、創作の秘密を探る。代表作130点一挙掲載、ちひろ画集の決定版。
鎌倉以降に製法が断絶した「繊維染緑紙」「紺紙」「荼毘紙」などの復元体験を通じて、気鋭の史家が「王朝の紙」の実像に迫る。
南米大陸最南端から人類発祥の地、東アフリカへ。5万キロにもおよぶ旅を、ひとりの日本人がつづけている。探検家。医師。関野吉晴。ゴールは、2001年。その足跡を、ともにたどる。
本書はわが国の中国語教育研究の草創期をたまたま担った三人の信州人を探究することによって、近代日本文化史の埋もれた断面を見事に照射しており、たんなる郷土愛の域をはるかに脱している。
保険加入に関する消費者動向の詳細な分析を紹介、消費者の心理、着眼点、生命保険加入や保険商品選択のプロセスを豊富な資料を駆使して紐解く。生命保険ビジネスに携わるビジネスパーソン必読の一冊。
戦端は日本軍の「朝鮮王宮占領」によって開かれた。「文明と野蛮の戦争」とされた日清戦争。はたして「野蛮」だったのはどちらか。日本・清・朝鮮の三者の視点から近代日本の方向を決定づけた「日清戦争」を多角的に描き、最新の研究成果をふまえつつその本質に迫る1500枚に及ぶ大作。