群響の「生みの親」であり「育ての親」である丸山勝広の、不屈の精神と永遠の情熱が、関係者の証言でここに甦る。
こどもクリニックへようこそ!病気、ワガママ、へんなクセ、ぜ〜んぶぞうさん先生がめんどうみます。
ビザンチンで生まれ、バルカンや東欧、ロシアへと広がっていった聖母イコンは、ポーランドでローマ・カソリックと出会い独自の発展を遂げた。その様々なスタイルの聖母像は、苦難の歴史を強いられたポーランドの人々を常に勇気づけ、数々の奇跡を起こしたといわれる。聖なる母の眼差しに魅せられた写真家・塚原琢哉が、8年の歳月をかけて撮り下ろした101点の聖母像。門外不出の「黒いマドンナ」をはじめ、ポーランドの貴重なイコンを多数収録。第三の千年紀の始まりを目前にしたいま、未来を見つめるマドンナの姿に、あなたは何を託しますか。
敗戦の激流の中にワラ屑のように弄ばれた一人の“凡人”が体験する漂流奇談ー四国独立運動、田舎町の選挙、一夜の美女、大地震…ユーモアと風刺に充ちた物語。
ヘルマン・ヘッセのすべてを解き明かす初のガイドブック。全作品を紹介した詳細年譜付き。
子のない夫婦が、つぎつぎとよその子をひきとって育てるー。涙と笑いの日々を、しみじみと描く「二十四の瞳」の壷井栄の文学世界。
聖なる森の広がるボルネオ、孤高の島マダガスカルで独自の進化を遂げた動物たち、鼻をなくすという致命的なハンディを乗り越えて果敢に生きる子象“幸運”、流氷のオホーツクにはばたく小さな天使クリオネ…。世界のあらゆる場所で連綿と受け継がれてきた生命の不思議とその尊さを、美しい言葉と映像で綴る感動のビジュアル詩集。
美しい花、やさしい花、そして闘うつよき花。一筋に花と歩みつづけてたどりついた独自の世界ー。
ほら、言いたいこと素直に書いてみたら…意外に簡単!女性向け投稿専門誌の編集長が教えてくれる、採用と不採用の分かれ目。
生きものたちの小宇宙。この南海の楽園には、太古の昔から奇跡的に生き残った多くの動植物が生息する。彼らを育んだのは、すべてが完結するこの島の環境である。奄美の森に入って18年あまり、島で暮らし、その自然の美しさに魅せられた写真家が目撃した“生きものたちの小宇宙”。
“リアリズムの鬼”土門拳が撮り続けた「日本人の顔」「日本の子ども」「現代日本のドキュメント」「古寺巡礼」「文楽」…。土門拳の全仕事を概観すると、日本と日本人の真髄が見えてくる。入門 土門拳。
不登校を2時間でなおす、これが名古屋の奇跡のおばちゃん。「キレイごと」では救えない、深刻な「非行」や「引きこもり」を、体当たりで続々解決!子育てのパワーが湧いてくる、痛快なホンネの教育論。
日本語ファン、イアン・アーシー(カナダ人翻訳家)がちまたにあふれるへんてこりんな日本語を大解剖。
同じころ鎖国状態が解かれた日本と中国。アジア進出をねらうヨーロッパに対抗し、朝鮮をめぐる「日清戦争」は運命的な戦いであった。伊藤博文、陸奥宗光、井上馨、李鴻章、袁世凱…深謀巧詐が脈うつ傑作歴史長編小説。