今の時代を生きるために欠かせない、ニュースを読み解くチカラをつける検定。
悩み、苦しみ、成長してゆく、師匠と弟子たち。平岩弓枝の筆致が生みだす、今までで、いちばん美しい「西遊記」。大人気の挿絵も収録。
わたしは男?それとも女?「性分化疾患」と「性同一性障害」。男と女。生まれたときに性別は決まっているーそう疑わない社会で、誰にも言えない苦しみを抱え込む当事者たち。苦悩する医療関係者、そして現実の壁。人間の根源に迫った新聞報道の金字塔、ついに書籍化。
「南海トラフは発生確率の高さでえこひいきされている」。ある学者の告発を受け、その確率が特別な計算式で水増しされていると知った記者。非公開の議事録に隠されたやりとりを明らかにし、計算の根拠となる江戸時代の古文書を調査するうちに浮かんだ高い数値の裏にある「真実」。予算獲得のためにないがしろにされる科学ー。地震学と行政・防災のいびつな関係を暴く渾身の調査報道。科学ジャーナリスト賞で注目のスクープを書籍化!
湘南のカフェ店員に一目惚れ、相手をふり向かせたくてサーフィンを始めた「ドーミー吉祥寺の南」の下宿人谷尻くん。その恋を応援する傍らで、最愛の人二千花と過ごした日々を幾度となく反芻する世之介だった。春から夏へ。相変わらずのんびりと季節が移ろうなか、後輩カメラマンのエバと咲子カップルが新しい命を授かり、世之介は「名付け親」に指名される。ところが咲子の容態が一転し…。やがて運命の日がやってくる。
日清戦争(1894-95)の時の日本外交の全容を述べた、当時の外務大臣=陸奥宗光(1844-97)の回想録。新たに草稿をはじめ推敲の過程で刊行された諸刊本との異同を綿密に校訂、校注と解説で本書の成立経緯を初めて明らかにした。表題は、「蹇蹇匪躬」(心身を労し、全力を尽して君主に仕える意)という『易経』の言葉による。
ついに日常生活に入り込んだゲノム。本書では、科学とのつき合い方を考える。
定年を目前に末期がんを宣告された新聞記者が、最期の一カ月、病床で自らの生を刻々と記した。その日々を伝え毎日新聞で大反響を呼んだ、魂のルポルタージュ。
小学校教師の木里子が恋した相手は、修行中の禅僧・陽春。かなわぬ想いを抱える木里子を、白血病という試練がおそう。そして、木里子の想いを知った陽春が選んだ愛のかたちとは?ふたりの純愛は、運命の紅い糸で結ばれているのだろうかーシリーズ第一部を完全小説化。
総合家電メーカーのガリバー東洋電器産業を見舞った未曾有の不況。カリフォルニアから東京、さらに東北ーリストラの嵐に翻弄される、同族企業の「異分子」高見龍平の数奇な運命の行方は。今日の日本を予見した、大河経済小説。
2006年に誕生35周年を迎えた、日清食品のカップヌードル。本作は、その歴史の中で商品CMを彩った音楽をまとめたコレクション盤。中村あゆみや鈴木雅之などを収録しており、名曲コンピとしても楽しめる。
昭和史研究の第一人者が靖国問題の本質を、昭和天皇の怒りの真意を、あの戦争の意味を、渾身の取材と考察で説き起こす大反響必至の一冊。
幾多の甚大な自然災害を経験したわれわれは、都市に城壁を必要としなかった世界唯一の民でもある。悠久の歴史を踏まえ、国土学の先駆者が未曾有の経済危機の今、「日本人が進むべき道」を新たに示す。
絵画に宿る音楽を聴き、音のかなたのイメージを探る。文章それ自体が音楽をつむぐ、珠玉のエッセイ集。
男の子って何でこんなことするの!?ぶんじ君が大活躍!かあさんタメ息の第3巻。