本書は、日本産全種、66亜種について、分類、形態、分布、生活史などの知見を記載し、その生態を1,237点に及ぶ写真で紹介したものである。また、これまでマルハナバチ族の亜種には和名が与えられてきたが、アシナガバチ亜科とスズメバチ亜科の亜種については和名が与えられていなかったため、両者の整合性を保つためと、亜種としてのアイデンティティを高めるために12亜種に新和名を与えた。
「一度だけこの杖を投げ捨てて、おじいちゃんが旅に出たことがあるの」引っ越しの日、押し入れから出てきたおじいちゃんの杖。わたしは、一番触れたくなかったおじいちゃんとわたしの最後の旅の話を、彼に語りはじめた。-「おじいちゃんと孫娘が旅行に行ったのか」“五十年間ニシンを待ち続けた男”という記事に興味を覚え、僕はその孫娘・春を取材し、老人と孫娘を題材にした映画のシナオリを書き始める。やがて春に強く惹かれていった僕は、だがその愛ゆえに、映画の話を告げられずにいたー。
世界中、どこにでも100人にひとりいるという吃音者。社会参加もままならず、対人恐怖からひきこもりやうつを併発する人も多い。自身、幼少期から吃音に悩み、電話も外出も嫌い、友達もできなかった。誰にも相談できず「それなら自分で治す方法を見つけよう」と猛勉強の末に医学部へ。それから12年、今も吃音とつきあいながら、日本でただひとりの専門医として吃音という劣等感に苛まれた人へ贈る、心強く温かいメッセージ。
抗えない「卵子の老化」。男性不妊。不育症患者140万人。“的中率99%”の新型出生前診断。高くない不妊治療の成功率。のしかかる心身の負担ー。子を産むことはこんなに難しいことなのか…?妊娠・出産事情の最先端に追る初の本格的ルポ。
私たちはお互いに唯一無二の存在。欲望のおもむくままに生きる「依存症の整形ババア」中村うさぎと、態度のでかい「太った四十路の女装」マツコ・デラックス。生とは?死とは?そして「わたし」とは?“魂の双子”が足を踏み入れた人生という名の迷宮。さまよう2人が行き着く先は…。死が2人を分かつまでともに歩むはケモノ道。
シーナ少年が「草原」を飛び回る…初めて書いた海ガキの頃。
日本の季節を、今日の食卓に。旬の食材・伝統の行事食がわかる食ごよみ。
食べたいものを食べ、飲みたければお酒も飲む。薬は不調のときだけ飲めばいい。「80歳の壁」はちょってしたコツで、すんなり越えられる。「サンデー毎日」大反響連載、待望の書籍化。89歳ジャーナリスト田原総一朗さん「老後の不安がなくなる」ポジティブ対談も収録。
情け容赦なきおばさん、“りえさん”がやってきた!!卒母したサイバラかあさんが、自由な翼でパワーアップ!もはや怖いモノなし!?人生のお楽しみはこれからじゃ!ガチに役立つ筋トレ対談も収録!
ジュゴンの見える丘、普天間基地、平和の礎、ひめゆりの塔、家族、失くし物、歌、仲間、花、明日、野生、生きていけたら、愛、夢…。沖縄の写真と共に送るCoccoの祈り。
戻ってきた夫・鴨ちゃんとの輝く日々を描くシリーズ最高の描き下ろし、一挙20ページ収録。
子供も笑いも成長中、大爆笑の第6弾。毎日新聞連載分に加え、単行本だけの描き下ろしも収録。
よく食べ、よく寝て、よく恋をする。とっておきの写真と猫句(猫を詠んだ俳句)が奏でる、ネコたちの小さな恋のものがたり。
下山の時代を、より“おもしろく”。