世代論による新たな「国民の歴史」がここに。共通の歴史体験は世代を形成し、世代はまた相通じ合う歴史観を生み出す。戦争体験を継承するために、現代史研究の第一人者が世代論によって歴史を見つめ直すライフワーク!司馬遼太郎、吉田満、水木しげる、鶴見俊輔、遠藤周作、野坂昭如、小田実、渡邉恒雄、山中恒、野中広務、篠田正浩、半藤一利らは、戦争に何を見て、平和を語ったのか?本当に語り継ぐべき「国民の歴史」。
2011年から8年にわたり「点字毎日」に好評連載された「堀越喜晴のちょいと指触り」が、待望の1冊に。2歳のときに光を失った言語学者による、社会の風をとらえたエッセイ。「目で見ない族」の著者が、この国に吹く風を全身で感じるー。私たちは本当に「見て」いるのか?触れて、聴いて、初めてわかる、この社会のかたち。時に鋭く、そしてあたたかく。ユーモアに満ちた随想集。
新聞社の保存庫に眠る膨大な資料の中から、CHQ統治下、占領期特有の希少な写真を発掘し、テーマ別に編んだ戦後史ビジュアル・コレクション。大空襲、敗戦を経て、進駐軍の上陸、米兵の駐留、各施設の接収から解除に至るまでの特異な時代を写真記録でたどる。焼け野原から復興していく街並みと暮らしの激変ぶりも活写。昭和20年から昭和30年にかけて、大阪を中心に関西2府4県で撮影された約400点の蔵出し写真を収載。
特集(1)若隆景 86年ぶりの新関脇優勝/特集(2)春場所の注目力士:若隆景、高安、琴ノ若(インタビューあり) ※別冊付録「星取表」付き
バブル期のキャバレー王、魔窟とされた娼館で働き暮らした元男娼、花街消滅の日まで踏みとどまった芸者、新宿二丁目の成功者など、虚々実々の世界を生き抜いた彼らの物語。
トシヨリはわがままが、いい。ガマンをしない、肉をたくさん食べる、よく出かける、よくしゃべる。高齢者医療の第一人者が教える、老化を遅らせる生活術71。
昭和史の暗部をえぐり続けた松本清張と、戦争体験を教訓として語り続けた半藤一利。2人はかつて作家と編集者として共闘し、軍事の復活に警鐘を鳴らしたコンビだった。米国支配下の大軍拡がまかり通る時代に、彼らの先駆的な仕事を再検証する瞠目の労作。
折れない、錆びない、諦めない。大谷翔平からローリング・ストーンズまで。心に刺さる108の名言。サンデー毎日連載待望の書籍化第3弾!
1人逃げたー。息子の留学宣言で起こる大騒動。爆笑描き下ろし「息子急」21ページ。マヤザキマリ、コンドウアキ代筆「毎日かあさん」収録。
中学生の息子が反抗期に。その時、母は…。描き下ろし「台湾吉日」収録。
失明という運命と闘い、ひたむきに、華麗に、愛と情熱をつらぬいた女、烈。雪ふかき新潟の酒造家を舞台に、生きる哀しみと喜びを全身全霊で描きつくした宮尾文学畢生の傑作。
大切な夜に咲いた月下美人、あんずの人工授粉、恥じらう夜顔…。都会の小さなベランダで数々の奇跡が起こる。「だからベランダーはやめられない!」『ボタニカル・ライフ』に続く待望の植物エッセー第2弾。園芸家・柳生真吾氏、詩人・伊藤比呂美氏との対談も収録。
選りすぐりのカーブス流レシピ30品掲載。
息子や娘を操る姑や舅の策略は、とどまるところを知らない。それは結婚生活に対する「敵対的な乗っ取り」だ。配偶者が夫や妻よりも、親との関係を優先していたら、結婚生活はますます揺らいでいく。あなたはただ苛立つだけで何もせず、やり過ごしていないか?ロングセラー『毒になる親』続編希望がわく、関係改善のヒント。
みなさんも、インスタントラーメンを食べたことがあるでしょう?全世界で、なんと毎年950億食以上が消費されている大人気の食べ物です。それを発明した人物が安藤百福です。設備のとぼしい粗末な小屋で、朝から晩まで努力と工夫を重ね、ようやくチキンラーメンを創り出したとき、百福はすでに48歳でした。その後も、前進する姿勢と柔軟な発想を持ち続け、61歳のときにカップヌードルを開発します。「食が足りてこそ、世界は平和になる」、「食を創って、世界のためにつくす」という強い信念を胸にいだき、96年の人生を休むことなく駆けぬけていったのです。