デビュー前から取材を重ねてきた記者が棋士・藤井聡太の実像に迫る。さらに第62期、63期王位戦七番勝負から2局。藤井聡太VS豊島将之、両雄の熱戦を杉本昌隆八段が解説。
毎日の小さな習慣で自分を整え、磨いていくことがお金の不安をなくし、いまを楽しむことにつながる!
ブリーダー崩壊の現場を前に決意した島田さんは、ただちに救出を開始した。持参したケージに次々と犬を入れ、ワゴン車へと運びこむ。島田さん宅ではボランティアスタッフが53頭の到着を待っていた。知り合いのトリマーや獣医師も応援に駆けつけてくれた。痛みと、痒みと、空腹と、悪臭とー苦痛のなかでのみ生きてきた犬たちの、幸福への一歩がはじまった。人と犬のあいだで呼応する命の声ー。犬と暮らす喜びと厳しさを描く、森絵都初のノンフィクション。
新聞記者の翔子が見つけた一枚の謎の写真。1939年、初めて世界一周をした純国産飛行機「ニッポン」号に秘められた真実。アメリカ・カンザス州アチソンーこの辺鄙な町で生まれ、世界へとはばたいていった有翼の女神。より高く、もっと早く、ずっと遠くへ。気鋭のストーリーテラー『カフーを待ちわびて』の原田マハが放つ、強くて切ない、大河物語。
政治の流動化、経済の低迷、変容する家族、ナショナリズムの台頭、若者の生きづらさ、沖縄の重荷、歴史認識、憲法改正など、バブル崩壊以後に現れた現代日本の諸問題を語る、一九九七年から二〇一一年までの時評と講演を集めた一冊。鋭敏な時代認識、原理的な思考、社会科学的な歴史観をもって語られる、小熊史学のエッセンス。
巨額の対外債務、高インフレの激震ー巨大銀行と国家の暗闘がはじまった!国家の命運を賭け、市場を切り拓く新興国財務官僚たちロンドン、ワシントン、東京、トルコを呑み込むマネーの濁流。
僕たちは「その日」に向かって生きてきたー。昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか…。死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。
なぜ日本学術会議の名簿から6人が除外されたのか?政権が個人を「弾圧」する。その隠された真意とは?日本近現代史の泰斗が歴史学の手法で解き明かす。
パレスチナ武装勢力とイスラエルが武力衝突。中東情勢をめぐり、各国の立場の違いが表面化。ウクライナへの国際社会の関心が薄れ、欧米では「支援疲れ」が広がるー憎しみや対立が深まる世界の中で日本はどうするべきか?まずは現状を知ること。複雑に絡み合う各国の思惑を徹底解説。
「家出ようと思うんだけど、一緒に来る?」身勝手な親から逃れ、姉妹で生きることに決めた理佐と律。ネネのいる水車小屋で番人として働き始める青年・聡。水車小屋に現れた中学生・研司…人々が織りなす希望と再生の物語。
ゼロ歳児からの簡単コミュニケーション。
本書では、こどもから大人まで大人気のメニューをとりそろえました。食材・料理から鍋、ガスコンロ、冷蔵庫、オーブンレンジ、調味料入れまで、すべてハンドメイドのおままごとセットです。
秦末、王朝を覆す「天子の気」を遠望した始皇帝は、その気を放つ者を殺すように命じる。配下に襲われた泗水亭長・劉邦は、九死に一生を得る。始皇帝の死後、陵墓建設のため、劉邦は百人の人夫を連れて関中に向かうことを命じられるが…。三国志より遡ること約400年、宿敵・項羽との歴史に残る大合戦を制した男の全く新しい人間像を描き出す、傑作長編小説の誕生!
本書は、ケレハー社長ひきいるサウスウエスト航空の、企業としての卓越性をより多くの人々に知ってほしいという気持ちから、著者の体験を中心にして文章にまとめたものである。ビジネス書的でなく、できるだけ柔らかく、わかりやすい表現で読者に興味を抱かせる内容というのが狙いであった。