土門拳賞受賞の写真家が撮りつづけた野生動物とその動物たちの生態。ここには、人間の気づかないさまざまな警告がみえる。
知れば知るほど歌舞伎はもっと面白い。
燃えさかる政争の炎の中、戦後日本の礎を打ち立てた大政治家の熾烈な生涯。
若きクリエーターたちの夢が芸能界の秩序を変え、歌を、時代を一変させた。森昌子、桜田淳子、山口百恵、片平なぎさ、岩崎宏美、伊藤咲子、ピンク・レディー、柏原芳恵、石野真子、小泉今日子、中森明菜、etc-。スターをめぐるさまざまなエピソードと共に、『スター誕生』とその時代の輝きを鮮やかに描く、著者渾身のスーパー・ドキュメンタリー。
食料品、文房具、日用雑貨。日々の品々があなたをくすぐる、爆笑の買い物エッセー。
日本人はいつごろから白菜を食べていたのでしょう。白菜の歴史をしらべてみたら、次々とおもしろいことがわかってきました。身近な野菜にかくされた〈なぞ〉をといていって、科学のたのしさを体験する本。
平安京建都から約百三十年後。棄都となった長岡京で、一人の少女が泣いていた。名は茨木。いま母と死別し、四歳にして天涯孤独。顔も知らない父「ふじわらのひでさと」を探しに平安京を目指して旅立ったー。妖鬼の牙にかかり、「鬼」となるべき宿命を背負った少女。その幸福を求める旅路を縦軸に、金太郎、藤原純友、安倍晴明、藤原道長、「蜻蛉日記」の著者・藤原道綱母などの活躍が物語を彩ってゆく。
白馬の自然を解説。雄大な北アルプスの白馬連峰から、山麓に広がる雑木林や湿原など豊かな自然の表情を豊富なカラー写真と長年の調査をもとに解説。
文化3年の芝の大火で焼け出され、親兄弟と死に別れた9歳の爽太は、13歳のとき芝露月町の鰻屋「十三川」の主、十兵衛に養子として迎えられるまで、仲間と掏摸、掻っ払いの日々を送っていた。その度胸と手際の良さを見込んだ同心朝田主馬に十手を預けられ、26歳になる今は、「十三川」の一人娘おふくとの間に2人の娘に恵まれ、幸せに暮らす身。その爽太のところへ、下町に住む男女のからむ事件が次次に持ち込まれる。昔の苦労を忘れぬ爽太は、十手を懐に粋な裁きをみせるのだった。
夫婦生活、50の難関。卓越の筆づかい。歯に衣着せぬ内容。夫婦の機微を描き切った、これぞエッセーの名作。
日本の市民運動を支えた知性が語るライフヒストリー。週刊エコノミスト連載、単行本化。
甦る前世の記憶、霊魂の存在、UFO、民間伝承に潜む驚くべき事実の数々…。読む者を怪異と幻想の世界へ誘う現代版「百物語」。
正直に、素直に、心の色を求めつづけるもう描かずにはいられないー日々出会う自然や人、胸に沸き上がる想いを絵と文で綴る。
社会の大きな変化の中で、人は風に吹かれる木の葉のように翻弄される。知らず知らずにだれもが探しているのは、子供たちが失ったもの、大人たちが失ったもの…。
這い上がるのか、落ちてゆくのか!乱世を生きる男に現状維持という贅沢は許されない。黒田官兵衛と信長の軍団長・荒木村重の奇妙な友情を軸に、秀吉、柴田勝家など、戦国末期を疾駆した群像を描く歴史巨編。
冷え症、アレルギーに効く!弱いからだは、いいからだ。東洋医学で元気になろう。