あなたは、「赤ちゃんもひとりの人間だから」とか、「子育ては人生でもっともすばらしい冒険」といった考えにとらわれて、実際に子どもが攻撃的になると、どうしてよいかわからなくなったことはありませんか。じつは、攻撃性は子どもの成長に欠かせないひとつのエネルギーなのです。それ自体は良いものでも悪いものでもありません。このエネルギーを積極性へ向け直すことができれば、子どもの長所を伸ばしてあげることになります。本書では、攻撃性のしるしの見分け方とそれに対するアプローチを、乳児から青年期にいたる年齢別に詳しく紹介しました。
小学5年生のえりなは、学校の中庭に寝転がって、空を見上げるのが大好きなのんびりやさんの女の子。クラスの中には、そんなえりなをヘンに思う子もいるけれど、彼女はいつもマイペース。やがて学級委員の鈴原さんがえりなに興味を持ちはじめ、ほのかな友情が芽ばえますー『バッテリー』シリーズのあさのあつこ、待望の最新作。
現代育児の「いろはの“い”」に鉄槌をくだす。ゼロ歳で途方もなく手をかけられ、甘やかされ、「王様気分」を刷り込まれた子どもには、「生きる力」が育たない!「母子べったり育児」が、日本を滅ぼす。
めくるめく夜の六本木を体ひとつで生き抜くフィリピン人不法滞在者・マリア。かつて自らが犯した父殺しの罪業に怯える。在日韓国人実業家・木村秀雄。そして、その娘・貴子はアイデンティティを求めて氏変更の裁判闘争に挑む。国境を超えて生きる者の愛と絶望を描く、梁石日2年ぶりの長編=衝撃の世界文学。
巻き上げられた黄砂は海を渡り、東京の路上で夜を明かす男に降り積もる。ささいなことから莫大な借金を負い、この世に居場所を失ってしまった。その転落の人生に出口があることを、男はまだ知らないー小説の面白さのすべてを叩き込んだ最新長編。
日常生活で/職場で/男と女の恋愛で。ウソをつくならスマートで素敵なウソを!だます人だまされる人の心理分析。
古代の聖徳太子から幕末の外交官・川路聖謨まで。人間臭いエピソード満載で、日本人にとっての「出世」と「肩書」の意味を探る。『エコノミスト』の好評連載、待望の単行本化。
花療法の第一人者が贈る花々の癒やし。それを彩るボタニカルアートの繊細な美しさ、今を生きるあなたの毎日に欠かせない一冊です。季節ごとに咲く366種類の花々。飾り方や、まつわるエピソード。花の持つ香りや色、形によるセラピーも必読。いつも傍らに置いておきたい手のひらサイズの優しい癒やし本。
神話、民間伝承、歴史上の人物…。いまもわれわれの暮らしと共にある神々のナゾを知れば、「日本人」像が変わる。
警視庁捜査一課のベテラン刑事、木村は定年を機に故郷の小樽へ帰郷するという。40数年間、一度も帰郷したことのない小樽へなぜ?上野で起きた殺人事件を追う十津川は木村の動きを注視する。運河の街・小樽と北の大地を舞台に、故郷を捨てた男の復讐が始まる。
夫が毎日、うちにいる!!「帰ってきたオトーサン」を待っていたものは?オジサン(夫)と私(妻)の穏やかならぬ日々をかろやかに描く抱腹絶倒エッセー。
夢見るオジサマになるために。あなたの妄想脳を鍛える気宇壮大のススメ。
151万句から厳選した傑作川柳と書き下ろしエッセイ7本。3年半ぶりの待望の1冊。
脳出血、癌…ある日突然、二重の災厄に襲われたらどうする?!突き上げる衝迫のなか、死に身で書き抜いた生と死、現世への異議、そして自分への「有罪宣告」。
八ヶ岳・浅間山・霧ヶ峰とその周辺の山を眺める景勝ポイントを、長野・山梨・群馬から選りすぐり、29エリアを紹介。地域に由来した、山にまつわる随筆35編を配し、山を学ぶページを掲載。マイカーで行けるところを主に、徒歩でも1時間強で着ける場所に限定。