障害者は、子どもを産んではいけないのですか?かつて2万人以上の「障害者」が不妊手術を強いられた。国家による“命の選別”はなぜ行われ、なぜ放置されたのか。衝撃のドキュメント。2018年度新聞協会賞受賞!
全世界で聴かれているNHK WORLD-JAPANのラジオ番組で、17の言語に翻訳して朗読された作品のなかから、人気作家8名の短編を収録。儿帳面な上司の原点に触れた瞬間。独り暮らしする娘に母親が贈ったもの。夫を亡くした妻が綴る日記…。異国の人々が耳を傾けたショートストーリーの名品、オリジナル文庫アンソロジー。
観光で読み解く金正恩政権の実態。
東京〜京都間はなぜ中山道ではなく東海道で結ばれたのか?御殿場と並ぶ、山陽本線の難所「瀬野八」が誕生した理由は?かつて北九州に約一週間だけ存在した幻の巨大駅とは?普段私たちが何気なく利用している全国の鉄道路線は、実は知らないことばかり。日本近代史に精通する著者が、その成り立ちと残された謎を史料と地図を駆使しながら徹底的に深掘りする。
突然始まった介護と実家での同居。長男・忠紘は祖父母、両親と、年上の愛妻幸子との間で右往左往する。そんな折、妹の久美子に玉の輿のチャンスが到来。ところがこれが原因で、忠紘は実家と絶縁を宣言することに…。切実・鋭利なのにどこか温かい。林真理子が描く家族小説・完結編。
北米大陸最高峰デナリの頂に立ったとき、憧れ続けていた極北の大地をめぐる終わりのない旅がはじまった。アラスカ、グリーンランド、カナダ、ノルウェー北極圏…極寒の地に生きる人々との交流、厳しくも美しい自然への畏怖。人間の野性を呼び覚ます圧倒的な世界との出会いを瑞々しい文章で綴る。世界を駆け抜ける写真家の“原点”がここに。
「病気」は医者がつくりだす!医療業界を恐れない医師からの警鐘66。
怖そう、でも本当は…。勇気と思いやり、家族や友達との絆、目には見えない大事なものに気づかせてくれる、不思議な古道具屋さんのお話。
1995年3月某日。渋谷駅で毒ガス散布事件が発生。実行犯として指名手配されたのは宗教団体「光の心教団」の幹部男性と、何も知らずに同行させられた23歳の信者岡本啓美。この日から、無実の啓美の長い逃亡劇が始まった。他人を演じ続けて17年、流れついた地で彼女が見つけた本当の“罪”とはいったい何だったのかー。
野菜も小説も何年やってもわからない。わからないから、面白い。庭先の春夏秋冬、小説の話、旅路にて…熟練作家がおくる滋味豊かな初エッセイ集。
自粛警察ユーチューバー、デビュー40年目のミュージシャン、名指しされた夜の街…。2020年から、2021年。感染と祭典の街に生まれた31の物語。
暮らしの中から、物語は生まれる。思い立ったらいつでも旅立てるよう、なるべく荷物は少なくしたい。ベルリン、ラトビア、モンゴル、鎌倉…転がり込んだ見知らぬ土地で変化する、幸せの尺度。母親との確執を乗り越え辿りついた、書くことの原点。デビュー10年の節目、赤裸々に綴られた人気作家の素顔。
深い山(ミヤマ)には、いろんなモノタチがうごめいている。ウンヌ/雲濡ー同じ響きをもった二つの世界をめぐる少年、ハギと透流の物語。
普通に暮らし、普通に生きてきたつもりだったのに。自分は下に落ちていた?家族。生き方。変わるもの、変わらないもの。身近に起きる格差社会の現実を真正面から描いた、大反響の新聞連載小説。
「私たち一人一人にとって、世界を埋めるものは多かれ少なかれ異物なのだ」刻一刻と姿を変えていく殺戮の夜の相貌。容疑者はすでに犯行を認め、事件は容易に「解決」へ向かうと思われたが…。合田刑事の葛藤を描く圧巻の最終章。
モッズ、パンクからレイヴ・カルチャーまで。若者たちが、ファッション・音楽・ダンスの様式美に耽ることのできた頃のロマンチックな青春。
民俗資料、怪談集、随筆その他の日本の文献にみられる妖怪の事典。妖怪はすべて名称の五十音順で配列。妖怪は民間伝承、江戸時代までの文献によるものなどの出典から5つに分類して各妖怪ごとに分類番号を付した。また参考資料は各項目ごとに掲載。巻末に五十音順の索引を付す。
世界で出合った遊びの文化、よろけてシャッターを切り続けた貴重な面白視界数百ショット。嘘ではない本物の嘘物漫遊記。
赤塚不二夫ライブ100%、前代未聞の「弔問対談」。