若き水主・磯吉の人間臭さのにじみ出た生々しい陳述記録をもとに紡ぎだされた、まったく新しい光太夫たちの漂流譚。絶望的な状況下にも希望を捨てず、ひたむきに戦いつづけた男の感動の物語。
急で短い男坂、ゆるくて長い女坂。あなたはどちらの坂を選びますか?短編小説の名手が日本各地を舞台に描く12の物語。切なくもおかしい男女の人間模様、そして意表を衝く結末。これぞ短編小説。
モダニズム建築の名作を岐阜から北海道まで28件。1945〜75年に建てられた建築を西から東へと巡っている。
「ファッション、それはビジネスという名のゲームである」業界リーダーが明かす、“売る”哲学。不況知らずの戦略のすべて。
ビジネスのヒントを上司は教えてくれない。集客の達人=ムーブメントの仕掛け人は、何をきっかけに、いかに考えて行動し、そして市場はどう活性化したのか?成功事例から学ぶ「ニーズとウォンツ」の情報源。
「背中かじって(山梨・静岡)」「風呂がチンチン(愛知)」「おなかおきた?(香川・徳島)」「たちまちビール!(広島)」「テレビがじゃみじゃみ(福井・石川)」-耳になじんだこの言葉、その地方以外では通じないって知ってた?地元で当たり前すぎて方言と知られていない言葉を都道府県別に列挙。故郷が同じ人も違う人も盛り上がる方言雑学満載。
わたしの大好きなおじいちゃんは、無口だけど、いつもニコニコ笑っています。今日は、そんなおじいちゃんの、とても大切な一日だっていう。いったい、何の日なんだろう…。すべての人に受け継がれる「明日」。それを、「希望」と呼ぶための物語。
一番のごちそうは「夫の留守」定年から幾年月。妻のしつけが功を奏し、無職・テレビ人間から「踊る年金男子」へ華麗なる転身を遂げたオジサン(夫)とのままならぬ日々。老いるショックに朗らかに立ち向かう爆笑アンチエイジングエッセイ。
心と体を破壊される派遣労働者、ダブルワークの高校生、秋田書店景品水増し不当解雇事件、カフェ・ベローチェ雇い止め事件、過労死、学生ユニオンの闘い…若年労働者たちの過酷すぎる生を涙と怒りを込めて告発し、労働組合の新たなヴィジョンを伝える画期的ルポルタージュ。
「総理が決断すればできる。原発ゼロしかないよ!」元総理の電撃発言で政界・世論は騒然!その発言の真意は?影響はどこまで及ぶ?発言をスクープした毎日新聞記者が迫る!
一日一日が物語。みえるもの。みえないもの。ふたつの世界を往来する、子どもたち。大人たち。きらめく言葉でつづった日常のクロニクル。
『ウェブはバカと暇人のもの』の著者が“ネット業界20年の内側”を初めて明かす、超仕事エッセイ!
気鋭の社会学者が、朝から晩まで働きづめの母親たちの実情に迫る。経済プレミア連載「育児サバイバル」が大反響、待望の書籍化!
「野菜・果物でアルカリ化を」「甘いものを避けてがんのエサを絶つ」「塩分を控えてがんが住みにくい体に」「きのこで免疫力アップ」など。がんの予防も治療も、この一冊で!がんをおとなしくさせる食事の法則。
二〇二六年ー低迷し続ける日本社会で新時代を切り拓かんと志す者達がいた。「身の丈の国」を国政方針に掲げる若き総理大臣、脱「官僚主導・東京一極集中」を断行する大阪都知事ら、型破りの夢を描くベンチャー企業家…明治維新、太平洋戦争と国難の度に新しく国を創り変えてきた日本は、もう一度どん底から這い上がり、「三度目の日本」を創ることができるのか。「団塊の世代」リタイア後、あるべき“日本の未来”を活写する、堺屋太一の最後の予測小説。