感染症の流行、新大統領の誕生、そして、いち早く回復した国の台頭ー新型コロナウイルスによって、私たちの日常生活と国際情勢は切り離せないことを実感した2020年。刻々と変化する世界の基本をわかりやすく解説!
ひとりひとりに古典がある。子どもの頃に出会った本、大人の世界を知った本、迷ったときに帰る本。人気作家ら50人が選ぶ“自分だけの一冊”。絵と文章が響きあうブックガイド。
私は人から愛されることには鈍感で、人を愛することに臆病だったー。(本文より)人生の「孤独」を掘り下げた著者が回想する47人。政治、文学、音楽、医療、芸能などさまざまな分野で活躍した人々との交流から見つめる豊かな明日のあり方。
やっと自分の時間が持てるようになって自己メンテナンスに選んだのは筋トレ!ジム通いも4年目!さて、その成果は?「サボりたい」「ウーパー体型」「マッスルかるた」「戻る体重」など、読むと筋トレしたくなる!筋肉名言たっぷり!スポ根漫画も真っ青?!貯筋に励むリアルを描いた描き下ろしマンガ、あります。
この街に来てから、私はどんどん素直になっていく。知らない女と心中してしまったお父さん。残された私とお母さんは、新しい人生を始めようと思い立ったー下北沢で。どこにでもある、でも、たったひとつの人と街の愛しい物語。ばななワールドからの贈り物。
「猟師になろうと思う」家族への突然の猟師宣言から1年ー狩猟免許や銃砲所持許可を取得するまでの戸惑い、知識のなさ故の効率の悪さ、本人だけが手に汗握っている実技試験、初めて持つ銃の重さ、家族の反応、どうしたら出猟できるのかわからず途方に暮れる感じ、先輩猟師と自分との違い、獲物の探し方、ジビエ料理、山や川を見る目の変化…。右も左もわからないまま走り回った「しんまい猟師」の山里フントー記。
ネットに溢れる殺人者の噂を追う大学一年生・孝太郎。“動くガーゴイル像”の謎に憑かれる元刑事・都築。人の心に渇望が満ちる時、姿を現すものは?宮部みゆきの物語世界、さらなる高みへ!
現代の政治状況を表現するときに用いられる「ポピュリズム」。だが、それが劇場型大衆動員政治を意味するのであれば、日本はすでに戦前期に経験があった。日露戦争後の日比谷焼き打ち事件に始まり、怪写真事件、満洲事変、五・一五事件、天皇機関説問題、近衛文麿の登場、そして日米開戦。普通選挙と二大政党制は、なぜ政党政治の崩壊と、戦争という破滅に至ったのか。現代への教訓を歴史に学ぶ。
死ぬ時は、誰もが一人。日本では、孤立状態1000万人、年間孤独死3万人。救済の手立てはあるのか?気鋭のノンフィクションライターが、知られざる最後の“後始末”の実態に迫る。
13時13分からの13秒間、地球は“P-13現象”に襲われるという。何が起こるか、論理数学的に予測不可能。その瞬間ー目前に想像を絶する過酷な世界が出現した。なぜ我々だけがここにいるのか。生き延びるにはどうしたらいいのか。いまこの世界の数学的矛盾を読み解かなければならない。
ウシやシカはどうして北を向くのか。Eメールと牛のゲップとCO2の地球温暖化な関係とは。iPS細胞・山中教授の「滑る話」?!名物科学記者による理系コラム。
中学受験に殴り込み!洗脳されやすく、挫折に弱い!息子と闘う母の珍喜劇。母子二人三脚で挑んだ受験を描く、抱腹絶倒の子育てエッセイ。
「スピード!!スピード!!スピード!!」「決断なき上司は無能と思え。社長へ直訴せよ」。成長し続ける会社の成功のエッセンス、老舗企業の失敗しない秘訣は、社訓に凝縮されていた!激情ほとばしるモーレツ精神から、創業者のきつーい戒めの言葉、会社の枠など飛び越え人類愛を唱えるワールドワイドな社訓まで。「こうした精神を見習えば我が社も」「同じ目標を持てば我々だって」-。思わずやる気が湧いてくる一冊。
父・勝小吉、初恋の人・島田虎之助、夫・佐久間象山、兄・勝麟太郎(海舟)、謎の剣客・村上俊五郎、さらに松陰、龍馬、土方歳三らも登場する幕末から明治を描く長編歴史小説。
生まれた家族がよかっただの悪かっただの、いったい何を言ってるのか。住まいや国のあり方を問い続ける、『独立国家のつくりかた』の俊英が辿り着いた、“家の族”であることの意味。生き延びるための家族小説。
ゴッホもこんなふうにパンをかじりながら、サン=レミからパリへと戻ったのかもしれない。小説、アートと同じくらい「おいしいもの」が大好き!『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』『たゆたえども沈まず』などの取材先で食べた「思い出の一品」をつづる満腹エッセー集。
天草ゆかりの知事の強力なリーダーシップで、地元の夢・天草空港は実現に向け、動き始める。議会の反対派、一部地権者などを数年がかりで説得し、建設工事が始まるが、予定される路線の厳しい採算性とおりからの航空不況で、就航する航空会社が見つからない。熊本県庁は「7人のサムライ」を投入し、独自の航空会社立ち上げへと舵を切る。果たして「島のエアライン」は、国の審査に合格し、九州の空へ飛び立つことができるのか!?
過熱するブームのなかで、本来の目的・哲学が忘れられていないか。どうすれば真の成果が得られるのか。原理原則に立ち返り、1 on 1のあり方をあらためて探究する。
ひきこもるとは、いったいどういうことなのか?部屋の中で、何が起きるのか?ひきこもっている間に、人はどう変わってしまうのか?
ウクライナ戦争、気候変動という地球規模の危機、国内では安倍元首相銃撃事件を経て、台湾有事を煽りながらの軍事偏重社会への転換など、戦後世界が築き上げた平和への意志が大きく揺らぐ時代が到来した。この潮流は破局へと向かうのか。いま私たちは何を思索すべきなのか。時評というスタイルで歪んだ時代精神を撃ち抜きながら、理想的でリアルな、別のヴィジョンを提示する。