外国籍の子どもたちの教育の実態を調査し、行政を動かす原動力にもなった話題のキャンペーン報道の書籍化!新聞協会賞、新聞労連ジャーナリズム大賞優秀賞W受賞!
立ち上がれ爺さん!怒りを叫べ婆さん!本気でこの国のために闘えるのは、老い先短い老人だけだ!『混合男児』が好評の新人が放つ笑って泣ける痛快政治コメディ。
東京で通じない。場合によっては恥をかく。地方出身者を悩ます「気づかない方言」を最新調査をもとに初めて集大成。
よく食べ、よく寝て、よく恋をする。とっておきの写真と猫句(猫を詠んだ俳句)が奏でる、ネコたちの小さな恋のものがたり。
前代未聞の検察不祥事を入り口に、20を越える企業・官公庁のクライシス(危機)の現場を徹底的に検証することを通して浮かび上がる、日本混乱の本質。我々日本人に根づく「法令遵守」の姿勢を乗り越え、すべての組織が活力をとり戻すための「ルールの創造」とは。国の未来を切りひらくーコンプライアンス問題の第一人者として、日本における「法令と社会の実態の乖離」を指摘し続けてきた著者が示す、日本再生への道筋。
政治の流動化、経済の低迷、変容する家族、ナショナリズムの台頭、若者の生きづらさ、沖縄の重荷、歴史認識、憲法改正など、バブル崩壊以後に現れた現代日本の諸問題を語る、一九九七年から二〇一一年までの時評と講演を集めた一冊。鋭敏な時代認識、原理的な思考、社会科学的な歴史観をもって語られる、小熊史学のエッセンス。
東日本大震災発災から350時間14分の、自ら収入を断つことに他ならないCMカット連続生放送。社の存続さえ危ぶまれるなか、ラジオ福島はインターネットとの連動型災害放送で県内外、海外へも声を届け、多大な支持を集めた。いまも闘いは続き、果ては全く見えない。苦悩と苦闘のなかから社員55人、中継車2台の小さな放送局が目指す道とは。
ヒーローだけが主役じゃない!恋愛、友情、嫉妬…人生の数だけ物語は紡がれる。補欠も就活生もお母さんも…誰だって人生の主役なんだ!だから人は愛おしい。神宮に響け!リアル青春ストーリー。
世界を睥睨し超然と生きよう。余を名乗り、生死を乗り越え、超然の高みに到達したはずだった。しかし超然境に浸る余を、ひとりの小癪な若者が、破滅への旅へ誘い出す。存在を賭した言葉の攻防。待ち受けるのは地獄か、それとも…。「どつぼ超然」待望の続編。
なぜ座布団に正座するのか?「下半身を省略」するためです。ついに出た、落語論の新機軸!!ユニークな活動で注目される談志の孫弟子が、落語の面白さをイチからお教えします。
中学受験に殴り込み!洗脳されやすく、挫折に弱い!息子と闘う母の珍喜劇。母子二人三脚で挑んだ受験を描く、抱腹絶倒の子育てエッセイ。
第一次世界大戦を理解すれば今日の世界がわかる。日本人が知らない歴史の転換点を金融のプロが読み解く、今を生きるための世界史。
たった一機で島の空路を支える「天草エアライン」は、重整備や故障、乗客の減少、人材流出など、次々とトラブルに見舞われる。民間航空会社から社長を招き、新路線も開設するが、思うような効果は上がらない。倒産も視野に入るなか、関係者たちは“島の翼”を守るため、それぞれの持ち場で奮闘を開始する。そして役割を終えた飛行機の第二の人生とは?独力で飛行機を飛ばす島の夢と苦闘の実話物語ー圧巻の完結扁!
身近にあって、気になることば。人呼んで「ことばハンター」、『三省堂国語辞典』の編さん者が大追跡!国語が苦手なあなたも、知らずしらず、ひきこまれる…ようこそ、日本語の森へ。
「自分は絶対に正しい」と思い込むと、人間の凶暴性が牙をむく。テロリズム、学校襲撃、通り魔、コロナ禍に現れた「自粛警察」に共通する暴力のメカニズムを気鋭のジャーナリストが解き明かす。
読書家でなくとも、本は読む。猫と遊んで、ごはんを作り、今日もゆるゆるページをひらく。「本のある愉しい暮らし」を軽やかにつづったエッセイ集。酒井順子さんとの巻末対談も収録。
ほとんど知られていなかった若者による、家族の介護の実態。取材班の報道をきっかけに、自治体が調査を開始、そして国が動き出すー。第25回新聞労連ジャーナリズム大賞・優秀賞。毎日新聞連載「ヤングケアラー 幼き介護」の書籍化!