世界恐慌にピークオイルショックが重なり、不安が蔓延する2014年の日本。テレビ制作会社でディレクターとして働くロスジェネ世代の伊沢は、通り魔殺人のニュースを見た直後、集合無意識研究所の加藤という男から「事件は虐殺の予兆です」との電話を受ける…。感染する恐怖と憎悪、高まるセキュリティ意識、煽るメディアー僕らの集団暴走=スタンピードはもう止められない。2014年、東京。大虐殺が勃発する。「放送禁止歌」「A」「死刑」の森達也が予見する戦慄の近未来。
小泉と竹中は日本および日本経済をメチャクチャにした“ギルティ・ペア”、つまり、重罪コンビである。もっとも罪深い二人を徹底的に弾劾する。
テニスコートでの運命の出会い。民間から初めて迎えられた皇太子妃とご一緒に、多彩で多端なご公務の日々のなかで、仲睦まじく三人のお子様方をお育てになった温かいまなざし。ご婚約秘話、印象的な「お言葉」、数々の秘蔵写真でつづる、50年の歳月。
仕事が終わったら、仲間と一緒に冷えた生ビール!心からくつろぐ。熱く語り合う。あとはその日の風向きしだい。
日露戦争前夜、紀州・熊野に帰ってきたひとりの男ードクトル槇。新しい思想、動き出すまち、秘められた愛…。激動の明治末、自由を求める人びとの闘いがいま始まる。
西軍の総大将に祭り上げられたお人好しの坊ちゃん大名・毛利輝元。関ヶ原敗北後、藩財政は破綻寸前、徳川幕府からは有形無形の圧力が。呑気な殿様と家臣団は、絶望的な状況から立ち上がった。組織再生への汗と涙の物語。
可愛い「ふみ」、やんちゃな「ぶんじ」、たまに帰ってくる自由な「とうさん」。かあさんの周りはいつも大騒ぎ。キレて怒ることだってあるけど、やっぱり「かあさん」って楽しい!第1巻には、一度見たら忘れられない、大人気の「早期教育の精霊」が登場。
「政権交代」から海外の最新ニュースまで、あの池上さんが世界一わかりやすく徹底解説。毎日小学生新聞「教えて!池上さん」に大幅加筆、好評単行本化第2弾。
「ファッション、それはビジネスという名のゲームである」業界リーダーが明かす、“売る”哲学。不況知らずの戦略のすべて。
著者がパリ生活で見つけた、とっておきの70アイテム。
リーフ、i-MiEVその次は…。プラモデル感覚の「誰でも作れる電気自動車」が市場を席巻する。小さな会社が主役になる産業構造の大転換期に乗り遅れるな。
自らの意志を貫き愛に生きたおきゃんな江戸娘お順の波瀾の生涯。
平成ニッポン喜怒哀楽。イラストたっぷり『サンデー毎日』連載コラム集。
一所に定住せず、山野を渡って生きる放浪の山の民。武田晴信、長尾景虎が台頭し始めた上信越の山野を、老渡り・月草は集団を離れ、独り北へ向かう。亡き妻が遺骨を埋めて欲しいと望んだ、あの山桜の木の下まで。
自分と他人を比べてしまう?貯金額と幸せ度は比例する?年をとるのはただ嫌なもの?閉塞した社会を変え、充実した人生を送るために今、必要なのは「大人力」。「毎日新聞」連載、大好評コラム。
『毎日新聞』連載、大好評エッセイ。わたしの料理ノート「乾物篇」つき。
乃木希典は本当に愚将だったのか「智謀湧くが如し」秋山真之の弱点とは?戊辰戦争の生き残りが見せた勇猛果敢東郷ターンは偶然だった?明治期の陸・海軍、歴史に精通した五人が日清・日露両戦役の真実に迫る。乃木愚将論について意見を戦わせ、作戦を検証し、司令官・参謀たちの知られざるエピソードを披露する。昭和の失敗、平成のリーダー論にもつながる白熱の議論。