37歳独身、会社員。貯金もゼロではないが、このままでいいの?40代を目前に、将来のお金について真剣に向き合うべき時が来た。
AMラジオの局アナDJ垣島武史は、突然現れた自分そっくりの男に、わけもわからず命を狙われるはめに。時間と空間を越えた陰謀の中、命がけで臨んだ最後の放送が彼を待つ恋人とリスナーたちに届いた時、深夜ラジオの電波は小さな奇跡を起こす…!『スマホを落としただけなのに』の志駕晃が構想10年を経て世に送る、書き下ろしSFミステリ。
感染症の流行、新大統領の誕生、そして、いち早く回復した国の台頭ー新型コロナウイルスによって、私たちの日常生活と国際情勢は切り離せないことを実感した2020年。刻々と変化する世界の基本をわかりやすく解説!
トランスジェンダー・フミノと彼女、ゲイのゴンちゃん。そして、生まれた子どもたち。ママ1人、パパ2人?ややこしいけど愛おしいかつてないファミリーエッセイ!
人気作家がこよなく愛するのは、小さな庭の野菜たち。ソラマメ畑の七人の侍、ナスに学ぶ人生訓、スイカの婚活問題、大怪獣ゴーヤ登場…野菜の生長に一喜一憂する極小農園主の日々をユーモラスにつづる表題作のほか、小説や旅、音楽についてなど、デビューから十数年間に発表された中から選りすぐりの文章を集めた、直木賞作家の初エッセイ集。
「死にたいほどつらい」一度落ちたら這い上がれないのか?敏腕ソーシャルワーカーが貧困の惨状を明らかにし、解決策を提示する。
愉快に老いる。トシをとると日々は楽しい。名エッセイスト二人が語りあう、人生の幸福。その来し方行く末。
新型コロナ下の外国人労働者問題に切り込んだキャンペーン報道を書籍化。外国人技能実習、特定技能、留学生、日系人労働者、外国人花嫁、非正規滞在、入管問題を網羅した現場ルポ。日本ジャーナリスト会議(JCJ)「第64回JCJ大賞」、新聞労連「第26回ジャーナリズム大賞優秀賞」W受賞!
2大知性が語りつくした日本の未来像。未曾有の危機を迎えている人類を待つものは希望か、滅亡か。“虫とゴリラ”の目で、人間の世界をとらえ直し、自然との新たな共存の道をさぐる。「人間以外の自然とも感動を分かち合う生き方を求めていけば、崩壊の危機にある地球も、ディストピアに陥りかけている人類をも救うことができる」-話題のロングセラー待望の文庫化!
競技人生の原点は山登りー。信州で大好きなスケートの道を追い求め、試練や転機を乗り越えて“頂”へ。そして、人々とのつながりの中で深まっていく想いの数々…。魅力的な言葉で紡いできたアスリートが、これまでの歩みを振り返り、次の舞台へ歩き始める。
日清戦争(1894-95)の時の日本外交の全容を述べた、当時の外務大臣=陸奥宗光(1844-97)の回想録。新たに草稿をはじめ推敲の過程で刊行された諸刊本との異同を綿密に校訂、校注と解説で本書の成立経緯を初めて明らかにした。表題は、「蹇蹇匪躬」(心身を労し、全力を尽して君主に仕える意)という『易経』の言葉による。
ウソばかり聞かされてきたのだから、国を愛せなかったのも無理はない。日本の栄光の時代が終わった今こそ、あなた自身のために真実に目を開こう。『人間を幸福にしない日本というシステム』に次ぐ渾身の論考。
りそな銀行の実質国有化が発表される直前、りそな担当の公認会計士が死んだ。「粉飾を強要されたことへの抗議自殺」と言われたが、それは本当か?他殺説が囁かれるなか、会計士の死をスクープした記者が真相を追い、日本の経済危機の底知れぬ闇を抉る。
バゲット、ベーグル、ピタ…世界にはバラエティ豊かなたくさんのパンがあります。この本では過去、そして現在のパン作りの現場へとみなさんをお招きし、歴史を通じて世界中でさまざまな信仰の対象となったパンの物語をご紹介します。またこの本には、パリを代表するパン職人、エリック・カイザーの60のレシピも掲載されています。レシピはどれも簡単で、手軽でおいしい昼食として、またグルメ向きのおやつとしておすすめです。
戦国をぶっこわす覇王・信長と、民の安寧を求める本願寺顕如。改革する物と、される者と戦国の最終勝者を決する十年におよぶ、手段を選ばぬ要塞戦、情報戦、外交戦を壮大なスケールで描く歴史大作。
脳出血、癌…ある日突然、二重の災厄に襲われたらどうする?!突き上げる衝迫のなか、死に身で書き抜いた生と死、現世への異議、そして自分への「有罪宣告」。