“新・経営の神様”の半生を、大物経営者と向き合ってきた作家・北康利が、本人へのロングインタビュー、および関係者への周辺取材を通じて克明に描き出す。“稲盛和夫伝”の決定版。
時間とは心のなかでつくられている幻想のようだー科学のまなざしで読み解く「般若心経」、感動の宇宙講義。
日記とは不思議なものである。あくまでも個人的な備忘録であり、内面の告白でもある。すすんで人に見せるものではない。だが、記録すれば、いつかは誰かの目に触れる(本書より)。日記文学研究者の最初で最後の日記!
なぜ日本学術会議の名簿から6人が除外されたのか?政権が個人を「弾圧」する。その隠された真意とは?日本近現代史の泰斗が歴史学の手法で解き明かす。
人の数だけある「ことば」。時代とともに生きている「ことば」を追いかけよう!「ことばハンター」が、あなたを、日本語の森にご案内します。
入試活用大学・短大450校!小論文面接対策に。
科学との付き合い方教えます。人工知能、ウイルス、宇宙、SDGs…最先端から身近なコトまでニュースで話題の科学が知りたい!文系出身科学記者がわかりやすく解説。創刊100周年『サンデー毎日』で人気の科学コラム、待望の書籍化。
スラム、国境、最果ての島、KKKの巣窟ー。50州を訪ねて出会った「不条理」と闘う人々。ボーン・上田記念国際記者賞受賞ジャーナスリトの“忘れられない10の物語”。
「あなたがあなたである限り、よくなるのはむずかしいの」。病を癒やす不思議な力を持つ女によって、菊池は全く違う自分へと生まれ変わるよう導かれる。無数の偶然が一本の線となりたどり着いた土地で、菊池は過去に隠された驚くべき真実を知る。がんの奇蹟的治癒に哲学・文学的に迫り、この世界の神秘を描き切った白石文学の集大成。
ウクライナ戦争、気候変動という地球規模の危機、国内では安倍元首相銃撃事件を経て、台湾有事を煽りながらの軍事偏重社会への転換など、戦後世界が築き上げた平和への意志が大きく揺らぐ時代が到来した。この潮流は破局へと向かうのか。いま私たちは何を思索すべきなのか。時評というスタイルで歪んだ時代精神を撃ち抜きながら、理想的でリアルな、別のヴィジョンを提示する。
“山の深みに届いた生活”に憧れ手に入れた八ヶ岳の小さな山小屋。無骨な暖炉にゆっくりと火を熾こせば、炎に映る孤独はひたひたと一人を満たす。病の発覚、父親の死、コロナ禍…思いがけない非日常に立ち尽くす時も鳥は囀り、木々は色づき、季節は巡る。太古からの時間、自らの生をまっとうするため、心にいのちの火を灯すエッセイ。
夫婦生活、50の難関。卓越の筆づかい。歯に衣着せぬ内容。夫婦の機微を描き切った、これぞエッセーの名作。
世のすべての考える人々へ、熱いエールを送りつつ、哲学書のロングセラー『考える日々』、いよいよ佳境へ。
日本人のルーツ探しのロマンに彩られた「最古の旧石器発掘」への挑戦が、実は自作自演だった。教科書の書き換えにまで波紋を広げた上高森遺跡での発掘捏造はなぜ起きたのか?一部で暴走する考古学と、それを止められなかった学界の体質。さらに報道のあり方と使命を、毎日新聞旧石器遺跡取材班が自戒も込めて総括・検証する決定版報告。
一九六二年十月、キューバで攻撃用ミサイル基地建設の動きが発覚した。軍部の主張通り叩き潰すか、良心に従ってソ連と話し合うか。ケネディ大統領の側近であった弟が、アメリカの決断を生々しく描く。