警視庁捜査一課のベテラン刑事、木村は定年を機に故郷の小樽へ帰郷するという。40数年間、一度も帰郷したことのない小樽へなぜ?上野で起きた殺人事件を追う十津川は木村の動きを注視する。運河の街・小樽と北の大地を舞台に、故郷を捨てた男の復讐が始まる。
踊る私の身体。自由なる孤独。未来なんて考えずに今この一瞬を全身で感じる。ダンスフロア。見知らぬ者たちがクールに出会う。夜の都会はなぜクラブを必要とするのか?「クラブという生き方」を探る、快楽のための現代文化論。
至高の純愛物語、号泣の完結編。
151万句から厳選した傑作川柳と書き下ろしエッセイ7本。3年半ぶりの待望の1冊。
「勝ち組・負け組」だの「上流・下流」だのどうでもいいじゃないか、そんなこと。この1年の話題、痛快コラム集。
リストラと新人事政策の失敗が招いた人材流出。崩壊寸前の東洋電器産業で、同族経営陣はなお保身に走る。その先に待つものは…。東京から北京、ニューヨーク。食う者と食われる者の間で、高見龍平は揺れる。大河経済小説、ここに完結。
ごちそうさまでした。食卓を豊かにする言葉がここにあります。
5ひきの子犬がうまれました。4ひきの子犬はそれぞれ飼い主のもとにもらわれていきました。最後にのこったのは5ばんめの子犬。ちょっとてれやの子犬は、このさきどんな運命をたどるのでしょうか。
急で短い男坂、ゆるくて長い女坂。あなたはどちらの坂を選びますか?短編小説の名手が日本各地を舞台に描く12の物語。切なくもおかしい男女の人間模様、そして意表を衝く結末。これぞ短編小説。
ほんものの風、ほんものの光。タヒチからのフォト・エッセー。
9・11以降、テロとの全面戦争を旗印に暴走するブッシュ政権。いまアメリカで何が起きているのか?ニューヨーク・タイムズの気鋭記者がブッシュ政権の腐敗を暴く。
なぜ仏像を彫るのか?託された思いと体験を通して、現代人の生き方を考える。
なぜ、あの商品は売れ続けるのか?!スーパー、コンビニの定番商品から話題の個性派商品まで店頭勝負を制する「色」と「デザイン」の成功ポイント!計51点のヒット事例に学ぶデザインノウハウ。
天命を享け、唐太宗朝に入宮した若き武照が、苛酷な運命に打ち克ち,遂に高宗の皇后となるまで。
なにげない日常の裂け目から、ふと見た眺めとは?!短編小説、詩、エッセイ、論考…書き下ろし全8篇がひらいた、かつて見たこともない風景。
夜。他の誰でもない自分に目醒める。たった一人のおまえと見つめ合う。