結婚3年目の胡桃と悟が引っ越してきたレトロな木造一軒家。そこには、太平洋戦争で戦死した青年将校と、東京大空襲で死んだ5人の子供の幽霊が住んでいた…。時空を超えた不思議なラブ・ストーリー。
1000人検挙!二代教主すみと王仁三郎に国家が襲いかかる昭和史の闇を徹底検証。拷問死、自殺も相次いだ未曾有の弾圧は何故起きたのか!?昭和10年12月8日、国家の威信をかけ、特高警察は遂に大本に踏み込んだ。第二次大本事件のはじまりである。二代教主すみはこの後、6年を超す獄中生活を余儀なくされる。夫で教祖の出口王仁三郎にくらべ、一般に知られることの少なかったすみの生涯を追いながら、事件の核心に迫る大宅賞作家渾身の一作。
「上田」へのつきぬ思いを、命ほとばしる言葉と、詩情豊かな塩田平の美しい写真で綴る本書は、休館を経て再出発する「信濃デッサン館」への決意…。
海の果て、時の彼方、記憶の奥底ーどこまで追い求めれば、彼にたどり着けるの?二千年の時を経て、今ふたたび巡り会った男と女。
消えた商品にはデザイン上の“欠陥”がある。リニューアルして売り上げを伸ばしたい。店頭訴求力を強めライバル製品に差を付けたい。環境配慮やユニバーサルデザインを盛り込みたい。安売りに巻き込まれないブランド力を築きたい。デザイン刷新の効果を数値で知りたい。50例の消費者調査分析から売れるパッケージの秘密が明らかに。
戦国の世を勝ち残った群雄たちの野望が錯綜する関ヶ原前夜。謙信以来の強兵を擁する上杉家はなぜ、反転西進する家康を追撃しなかったのか。景勝と兼続主従の苦悩の選択。直江兼続を描く最高作。
奮闘、挫折の地域ドキュメント。2007年度新聞協会賞、2006年度農業ジャーナリスト賞。
ベルリンの壁が崩れて五年。仕事でルーマニアに赴いた日本人の「わたし」は、行く先々で血なまぐさい謀略の気配を感じる。「ドラキュラの息子たち」と呼ばれる不気味な殺戮集団の存在。そして、「わたし」の捨て去ったはずの過去を呼び醒ますかつての同志たちの影。彼らの目的は何か。「わたし」に何をさせようというのか。ドラキュラ伝説の地・トランシルバニアの深い霧に誘われるように、「わたし」は恐るべき謀略の核心へと吸い寄せられていく。現代という時代の闇の奥、苦悩と怨念、破壊と反逆への意志が渦巻く、その霧の中へとー。情念沸騰。会心の巨編。
なにげない買い物が教えてくれる生きるよろこびと落胆。平成不況も脱帽、豪快な買い物エッセー。
思想、天皇、反抗、文学ー地の底からどろりとした情念、新自由主義に従属する国家をパトリから撃つ画期的な語りおろし。
静岡県島田市の「悪口稲荷」のもとで毎年開催される「愛するあなたへの悪口コンテスト」。その第1回から第4回までの秀逸なる入選作を、審査委員長・村松友視の選評とともに味わう。汲めどもつきぬ悪口の魅力がここに。
「敗軍の将」旧幕臣・大鳥圭介は、近代日本の「工業教育の父」「高級外交官」として不死鳥のようによみがえった。これまで重視されなかった大鳥のテクノクラート(高級技術官僚)の側面にも光をあてた初の力作評伝。
天気を知る、天気を活かす天気検定公式テキスト。天気の仕組み、災害、環境、産業、生気象、文学など、天気に関連するあらゆる事柄を完全網羅。
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子どもたちに大人気の動物が大集合!つくって楽しい!遊んで楽しい動物園!つくりかたから完成まで、カラー写真でわかりやすく紹介しています。手づくりのあたたかさを伝える動物おもちゃの本。