名古屋で建設会社を経営する時津逸人、46歳。ガンの疑いを自覚したとき、想いは若き日の切ない恋の記憶へと飛んだ。本当に好きだったあの女、しかし出世のために捨ててしまった…。贖罪の旅は二転三転。女との意外な再会。そして、男の人生が、裁かれていく。愛への裏切りー償いは可能か。
携帯電話、地雷探知機、エレベーター、大観覧車…意外なところに生きている日本の職人芸。新日鉄、日立、キリン、味の素、資生堂…日本企業が誇る世界一のハイテク技術。先端企業96社の開発秘話を大公開。
その時、あなたならどうしますか?-最先端医療に直面した患者とその家族の決断。
死者・行方不明が2万人を超え、いまだ11万人以上が不自由な生活を強いられている。3・11から100日間の写真記録。
震災の最大の被害者は高齢者。スマートフォン、位置情報などICT活用が「災害弱者」を救済する。安心、安全、便利な、遠隔医療などシルバーICTビジネス市場14兆円への期待。世界一の超高齢社会と情報社会が融合する。
ストレスにさらされてもゆるがない心のホメオスターシスを得るために、3.11を経験したすべての大人たちに伝えたい「日々」のヒント。
日本はこの先「超」高齢化社会に突入、医療費は高騰し続ける。30年先、病院で死ねる時代は終わり、50万人の「死に場所がない」多死時代を迎える。その危機を乗り越えるために知っておきたい「終焉の現場」。
初級・中級・上級編、大人のための全81問。充実した解説も満載。「中学入試問題と大学入試問題の共通点って?」「無人島では論理は必要ない?」など、お役立ちコラムを掲載。
徹底して農家、県民に寄り添ったローカルジャーナリズムによる闘いの記録29万7808頭への鎮魂、再発防止への誓い。
およそ6年にわたりミッションと同時進行で行われた、JAXA機関誌「JAXA’s」の貴重なインタビューを収録。プロジェクトマネージャーの川口淳一郎氏ら教授陣をはじめ、技術者、研究者、メーカー関係者たちが語る当事者の言葉から、“無謀”と言われたミッションを可能にした知力と情熱の全貌を解き明かす。イトカワサンプルの最新解析情報も満載。
シリーズ9冊目。ぞうさん、どんぐりころころ、いぬのおまわりさん…。みんなが知っている童謡の世界を「おりがみおもちゃ」で再現。全23曲歌詞付き。
一九四五年三月十三日ー大阪大空襲の夜、炎の海を逃げまどう人々を乗せて、動いているはずのない地下鉄が走ったという。生き残った三姉妹が体験した、六十六年前のミステリー。
相対性原理によれば、「負の人生」など存在しない。幸せに対する客観的な定式化を試みた人類初の「幸せ相対論」ほか、物理学の視点から、日常の疑問や不満を斬新な理論へ大展開。宇宙を覆う謎のダークマター・ダークエネルギーの専門家が、社会、世界、そして人生に新しい視座を与える。第一回「いける本大賞」(編集者・記者たちが“本音で”選んだイチオシ本)受賞の著者が綴る爆笑エッセー。宇宙から俯瞰する相対論的思考のススメ。
引き算、省略、その果てに生まれる余白の力。東日本大震災復興からも証明された「日本人の美徳」について、渾身の書き下ろし。
ひとり旅の達人が行く、すぐ傍らにある街のいまも温かい場所。宇和島、大分、会津、喜多方、静岡、倉敷、盛岡、高知、富山、金沢、京都、尾道、高松。日本の地方都市の人や味、色とざわめき、一冊に旅情がぎっしり。各都市の店舗情報付。
世界の熱い注目を集めながらも、謎の多い“未知なるミャンマー”へ潜入取材。
お楽しみはこれからだ。男たちの旅に感動の祭り、釣りとビールと、時には女、そして、いつか訪れる「死」にも興味津々。人生的なヨロコビを綴るナマコ・エッセイ第6巻。