ある嵐の晩、真っ暗な山小屋で互いに正体が分からないまま知りあった、オオカミのガブとヤギのメイ。食うものと食われるものに生まれついた二匹が、さまざまな困難に立ち向かって友情をはぐくんでゆきます。
就職して豊かな社会人生活を送るために、大学生活で何をすればよいのか。本書で取り上げたトレーニングを積み、深く、充実した大学生活を送る君は、やがて面接でキラリと光る人材になっていくだろう。そしてその時、君は社会で通用する一味違った自分をも、つかみとっているはずだ。
軽妙洒脱な筆致で描かれる演者の心象風景。短編小説12編+エッセイ25編を収録。物書き松重豊、誕生!
定年後の誤算。一人の青年の出現で揺らぎはじめる夫婦の日常ー。
突如浮上した、学校代表の「読書感想文」盗作疑惑。疑心はやがて教室をのみ込み、職員室は地獄と化す。エンタメ小説の鬼才が、教育現場の圧倒的リアルに迫った学園震撼サスペンス!
話題のデータサイエンティストが解き明かした、大ヒット&大ブームの「悪魔の法則」…人間の50%はクズである!「キレイごと」より「本音トーク」がウケる理由、「メガ盛り」が食べたいのに「サラダ」が欲しいと嘘をつく心理、人々を新型コロナ論争に駆り立てるバイアス…。「つい、買わされてしまう…」禁断のテクニックを解説!
『サンデー毎日』で大人気の連載エッセー!40代、独身、親と同居。好きなもの、昼酒。「いいとこなし」のキミコが送る、超地味なのに、なぜか笑える日常。
警視庁地域部地域総務課の楠木が言い渡された特命「警視庁FC」。FCとは、“フィルム・コミッション”の略で、映画やドラマの撮影に対して、警視庁がさまざまな便宜を図るという。「危険な目には遭いたくない」「刑事なんてまっぴらだ」そんな楠木にとって、安全で簡単な仕事とも思われたが、警備についた撮影現場で、謎の変死体が見つかる。楠木は殺人事件の捜査にあたることになった…。
偽善と欺瞞とエリート主義の「リベラル」は、どうぞ嫌いになってください!戦後70年。第一人者によるリベラル再定義の書。
踏み込んだ先は「魔界」だった!理論もご高説も“役立たず”!?実践・街場の民主主義1000日の記録。
日本の高度経済成長を支えながらも、文系優位の社会で、その存在がかすみがちな「理系」。深刻な科学離れが叫ばれるいま、その地位、報酬、研究、カルチャー、教育、結婚など、理系のすべてを初めて浮き彫りにした渾身のレポート。果たして、理系は報われているか?第1回科学ジャーナリスト大賞受賞。
ブリーダー崩壊の現場を前に決意した島田さんは、ただちに救出を開始した。持参したケージに次々と犬を入れ、ワゴン車へと運びこむ。島田さん宅ではボランティアスタッフが53頭の到着を待っていた。知り合いのトリマーや獣医師も応援に駆けつけてくれた。痛みと、痒みと、空腹と、悪臭とー苦痛のなかでのみ生きてきた犬たちの、幸福への一歩がはじまった。人と犬のあいだで呼応する命の声ー。犬と暮らす喜びと厳しさを描く、森絵都初のノンフィクション。
人生の楽しみは70歳からの「下り坂」にあり。ドイツ文学者の楽しく老いる極意。リタイア後を豊かに生きるヒント。
ついに最終巻、「卒母」します!万感こめた20ページの描き下ろし収録!
人生という不可解な旅。めぐる季節の中で、暮らしの中で、問い続けた存在の謎。急逝した哲学者の、最後の1年間。
「恋をしたことがありません」「夫のすべてに悪寒が走る」「就職決まらず孤独で絶望」あなたのお話、聞かせてください。人生のままならぬ悩み、どうしたらいいの?。毎日新聞「人生相談で」大反響!
炎に映る孤独はひたひたと一人を満たす。他の誰でもない、自分の生を生きていく。大転換の時ー八ケ岳の山小屋から“新しい日常”を探る地球視線エッセイ。
40代、独身、趣味昼酒。『サンデー毎日』連載エッセー、待望の単行本化第二弾。
警視庁公安部の「アンタッチャブル」と捜査一課の「落ちこぼれ」コンビが爆破テロの脅威に挑む。数多のトラップの果て、前代未聞の大どんでん返しまで、一気読み必至!通快コメディ・ノワール!!