「コギャル語」、「レディースコミック」、「クィア」、「オタク化」、「アダルトビデオ」、「格闘技」など、30のキーワードをめぐって、宮台真司と松沢呉一が、ゲストとともに若者カルチャーにひそむヴィジョンを語る。
敗戦の激流の中にワラ屑のように弄ばれた一人の“凡人”が体験する漂流奇談ー四国独立運動、田舎町の選挙、一夜の美女、大地震…ユーモアと風刺に充ちた物語。
新中年(ニューオヤジ)四人組が決定する常識と非常識の境界線ギリギリ!「裸の有名人」「SM」「横浜」「オヤジ」等々のテーマをめぐって熱く語った、話題のライブトーク集、完結編。
子のない夫婦が、つぎつぎとよその子をひきとって育てるー。涙と笑いの日々を、しみじみと描く「二十四の瞳」の壷井栄の文学世界。
聖なる森の広がるボルネオ、孤高の島マダガスカルで独自の進化を遂げた動物たち、鼻をなくすという致命的なハンディを乗り越えて果敢に生きる子象“幸運”、流氷のオホーツクにはばたく小さな天使クリオネ…。世界のあらゆる場所で連綿と受け継がれてきた生命の不思議とその尊さを、美しい言葉と映像で綴る感動のビジュアル詩集。
高野長英の類縁の家に生れ青雲の志を抱き貧書生として出発、35歳にして内務省衛生局長。得意の絶頂にある時、相馬事件にまきこまれ入獄ー波乱の前半生を描く。
台湾民政長官・満鉄総裁として巨大なスケールの都市計画を推進。関東大震災にそれを生かそうとしたが…「大風呂敷」と呼ばれる男にとって、日本と日本人は小さすぎたのか。
あの金子みすゞや夏目漱石、西条八十も私淑したR・L・スティーヴンスン。2000年は十九世紀スコットランドが生んだ文豪の生誕百五十年に当たる。その生涯と足跡。
各界の著名人が古今東西の名画の中から二枚の絵を選び、比較しながら絵に隠された物語を読み解いてゆく。見慣れたはずのあの名画が、今までとまったく違ったものに見えてくる…。50人が案内する“空想美術館”。
“光秀こそ我が後継者”本能寺ノ変、衝撃の真相。信長の未来構想は夢幻のごとく儚く潰え、運命の天正10年6月2日、明智勢は本能寺に殺到する。背後に潜む歴史の闇。
科学と民主主義による輝かしい未来はどこへ行ったのか?おもちゃ、メカ、マンガ…1950〜70年代に巷にあふれたモノたちは、銀色に輝く未来の理想郷を夢見ていた。科学万能主義の衰退とともに消え去ったその幻影を「失われた未来」をキーワードに追体験し、あり得た未来と現実のギャップを語る、俊英の文明論的エッセイ集。
たとえ壊れてる「今」でも、私たちは生きるんだ。世にも不思議な哲学案内。
自分の「背中」に誇りを持て。男性ファッションを定着させた石津謙介の「貧(シンプル)を楽しむ」美学。
長寿時代なのに、不況と「痛みを伴う改革」で、シニアの経済事情はますますピンチ。もう国も企業も頼れません。自由時間の多いシニアに最適の、インターネット株取引を始めてみてはどうでしょう。基本はとにかく「安全第一」。少ない元手で、少しずつ確実に稼げます。60歳から株を始めた物理学者が、「基本中の基本」から高度なテクニックまでを平易に解説。