この写真集は能登半島全域を撮影した数万枚の中から橋本氏自ら選んだ137点を掲載しており、自然の美をあますところなく写し出しております。
爽快に生きた名物医者の半生。流氷に魅せられて北海道知床は羅臼の診療所に赴任した新米医師。レントゲンもなかった僻地で医療に取り組む。強い情熱と若々しい夢を持ち続け、今なお村人の胸に残る名医の奮戦物語。
同じ文化圏にありながら、日本と韓国の「食」のはどうして、こうも違うのか?ビビンパブに代表される混合食への嗜好性、ニンニク・トウガラシなど攻撃的な薬味への傾斜、箸とスプーンによる独特のテーブルマナー…。そして、日本の食文化に大変革を起こした焼き肉とキムチ。韓国の「食」にまつわる蘊蓄を披露し、日韓の国民気質や美意識の、よってきたる差を解き明かす比較食文化考。
中曽根裁定で竹下総裁に。1987年後半の政局の焦点は、次期自民党総裁選びだった。水面下に展開されたさまざまな動きを追って、派閥がせめぎあう自民党の体質を浮かび上がらせた迫真のルポ。
どの子にも、やがて光の輝く心がある。子どもの心をとらえてやろう。それぞれの個性を伸ばしてやろう。どの子にも希望を与えてやろう。そんな願いをこめて書かれた本。保護者と指導者、それに高学年の子どもにもおすすめしたい楽しい本。
猫といっしょに死体が沼に浮いた。真相に近づいた男も姿を消す。権力の頂点を狙う政治家の野心の凄まじさと政治構造の暗部にメスを入れた渾身の社会派長篇推理小説。
「縞馬のシマは何故あるか?」など、知られざる動物の生態を綴る好エッセイ。動物たちとの触れあいのなかから得た、心あたたまるとっておきの話を、動物小説家の目で描く。
帝銀事件死刑囚・平沢貞通は、いつ処刑されるとも知れぬ恐怖の歳月を、ただ無実への執念によって生き抜いた。95歳、獄死までの運命との凄絶な闘いの記録。
風のようにターフを駆け抜ける“生きた芸術品”サラブレッド。その雄姿の背後には、多くの人間たちの、熱い想いがあり、ドラマがある。優雅でスマートな楽しみ方が普及し、女性ファンも急増して、いま、競馬界は、新時代を迎えた。レースを支える競馬サークルの実態に迫り、旺盛な取材力でその素顔を描いた、ユニークな競馬考現学。
人の性格や運命、相性と、生年月日との不思議な関わり合い。古代インドの54星占術が、その謎を見事に解き明かした。平安時代、日本にも「宿曜経」の名で伝えられたが、あまりにも良く当たり過ぎると恐れられ、人の目から隠された。歴史学者の著者が、その不思議さに魅せられて掘り起こし、現代風に分かり易く紹介する。
熊本県生まれの主人公・水本光任は、昭和4年15歳の時、父につれられて渡伯する。戦後まもなく邦字「サンパウロ新聞」を発行し、成功するまでの苦闘の半生を鮮やかに描く。ブラジル移民のサクセスストーリー。
日教組は、なぜ混迷を続けたのか?日教組情宣局40年の著者が、ウズのなかで見た「事実」を赤裸々に告白。日教組が抱える問題の本質を抉り、進むべき道を提言する。