柳田国男の悲願であった、地域の人びとの歴史意識の育みを、毎月1回20年にわたる「学問の出前」を通して結実させた「常民大学」と柳田学の軌跡と展望。
島崎藤村に、西田幾多郎に、会津八一に…信州の教師たちは、驚くほどの情熱を傾け、一生徒に立ち返って、心から学んだ。
全ては経営理念のもとに…。常に「お客様」の視点に立ち、筋道から外れない行動をとる。そして時代の変化をつかむ。アサヒビール、NHK、新国立劇場、東京芸術劇場のトップを歴任した、日本を代表する専門的経営者の経営哲学の真髄とは。
ある町で突如発生した連続通り魔殺人事件。所轄の刑事・中島と捜査一課の女刑事・小橋は“コートの男”を追う。しかし事件は、さらなる悲劇の序章に過ぎなかった。“コートの男”とは何者か。誰が、何のために人を殺すのか。翻弄される男女の運命。神にも愛にも見捨てられた人間を、人は救うことができるのか。人間存在を揺るがす驚愕のミステリー!
公開された類例のない年代記「昭和天皇実録」を徹底的に読み抜き、著者自身の深い識見と膨大な資料によって拡充し、昭和天皇の戦争体験の未知なる真実を明らかにする。昭和という時代からのメッセージを日本人全体に託す、著者のライフワーク、第1巻。
有事における対中外交の知恵、日本との交流史から、「ASEANの窓口」としてのビジネスの可能性までー随一のベトナム通が提言!中国・米国に勝った小国の知略!
舌をほぼ全摘、多発転移、言語障害、でも、がんになっても人生はつづくから、がんには支配されません!!がんと一緒に働き、遊び、食べ、学び、泣いて笑った、まだまだ続きます!4年の軌跡。
営業路線最長、車両数最大の民鉄、本業を貫く近鉄スピリット。他社の追随を許さぬ車両性能と特急ネットワーク、伊勢神宮を目指して合併を繰り返した歴史、細分化された近鉄独特の車両形式を総解説。
魚を手軽においしく食べるつまみのレシピと体も心も温まる日本の銘酒をご紹介。レシピはたったの3ステップ!レパートリーがどんどん広がる!!
今日もライバル、JR東海道線とデッドヒート。時速120キロで疾走する“走り”が魅力の京急のすべて。ドル箱の羽田空港線、三浦半島の観光地を巡る他社との覇権争い、幻の三浦半島循環鉄道計画など、関東の都市間連絡鉄道の代表格、京急の知られざるエピソード。
戦後32年間合祀に抵抗した宮司と、その死後すぐ、秘密裏に合祀を決行した宮司。あまりに対照的な二人の背後には、どんな事実が隠されていたのか。A級戦犯合祀こそ靖国問題の原点と捉え、「まるでその場にいたかのようだ」と神社関係者を驚かせる綿密な取材で、作為に満ちた“事件”の真相を追う。戦争責任、憲法改正、国家慰霊ほか、戦後日本が抱える諸矛盾と並走して、いまだ議論され続ける「靖国」の本質を抉り出す!
この本では第75回から第100回までの公判内容の克明な記録を掲載し、さらに岡崎被告に対する裁判記録のうち検察側論告要旨と判決要旨、元幹部の石井久子、上祐史浩、松本知子の各被告らの裁判記録の一部を添付した。
築50年の団地に移り住んだ平成の青年・安彦くん。間取り2K、家賃3万8000円。いま、めぐりあう不思議な“昭和”。なつかしさいっぱい、謎いっぱい、著者初の団地小説!
本書は、日本産全種、66亜種について、分類、形態、分布、生活史などの知見を記載し、その生態を1,237点に及ぶ写真で紹介したものである。また、これまでマルハナバチ族の亜種には和名が与えられてきたが、アシナガバチ亜科とスズメバチ亜科の亜種については和名が与えられていなかったため、両者の整合性を保つためと、亜種としてのアイデンティティを高めるために12亜種に新和名を与えた。
万人に必ず訪れる最期の日。原因不明の病で死の淵をさまよった中村うさぎと、いわゆる「鈴木宗男事件」で社会的に殺されかけた佐藤優。異色の2人が贈る「死の入門書」がついに解禁。死は終わりか、救いか、それとも…。