千変万化の水が見せる表情に魅せられ、四季折々の水の形像を求めて40年。清々しい清流、煌めく水面、厳寒に凍りつく滝…。時を超えて写し撮った渾身の作品集。
運命に翻弄され、壮絶な別れを超え、そしてまだ終わらない満州開拓ー中国残留婦人・孤児の帰国に生涯を捧げる、ひとりの女性の物語。
あの頃、“怒り”だけが存在証明だったー。「絶対に戻りたくない」過去を洗いざらいさらけ出した、初の自叙伝。
『毎日新聞』連載、大好評エッセイ。わたしの料理ノート「乾物篇」つき。
小気味よい“走り”と先進技術で定評のある最新車両と往年の名車たち、長年のライバル阪急との経営統合、半世紀以上前からの悲願だった阪神なんば線、相互乗り入れで姫路から奈良までを疾走する阪神の今昔物語。
心と体を破壊される派遣労働者、ダブルワークの高校生、秋田書店景品水増し不当解雇事件、カフェ・ベローチェ雇い止め事件、過労死、学生ユニオンの闘い…若年労働者たちの過酷すぎる生を涙と怒りを込めて告発し、労働組合の新たなヴィジョンを伝える画期的ルポルタージュ。
善光寺上人初めての自伝。青春を賭して出家したひとりの尼僧物語。
昭和天皇と弟宮が生きた昭和という「哀しみ」の時代。皇居の濠を隔てて対峙する昭和天皇とマッカーサーの息詰まる心理戦。“天皇制下の民主主義体制”へ、この国のかたちを決めた決断の時を、昭和天皇と三人の弟宮が担った歴史的使命を、新視点で問い直す。
家庭、職場、学校で…悩める子羊たちに授けるとっておきのサバイバル術。痛快回答!本音と毒舌。至言まみれの人生相談!!
喪失を乗り越え、ときにやさしく、ときに鋭く私たちに問いかける。いのちのこと、日本のこと、世界のこと。
20世紀の始まりとともに名曲「信濃の国」が生まれた背景とは。歌詞に歌い込まれた風土と文化、長野県が経てきた長い歴史を解説。