前例墨守こそ重職の務めとされた江戸の封建主義を、幕末の海軍建設者たちはいかに打ち砕いたのか?軍備の劣った日清戦争、その勝因とは?科学・技術・組織の刷新を不可欠とする海軍建設の歴史から、日本近代の幕開けを鮮やかに描き出す。
明治維新後、なぜ日本は次々と大国に戦いを挑んだのか?「日本の戦争」が世界を180度変えた!封印された史実が示す、壮大な人類史的意義。
黄海海戦、三国干渉、日英同盟、203高地、バルチック艦隊…。『坂の上の雲』の本当がよくわかる。日本の近代を作った男たちの活躍を漫画で解説。
中国・韓国との「歴史認識のズレ」はここから始まる。戦争とメディアはどのように日本人をつくりあげたか?
放蕩のすえ金鵄勲章を剥奪された日清戦争の英雄、原田重吉。徹底的な個の視点で朔太郎が描きだした戦争の英雄と、錦絵に彩られた明治日本を再考する。
日本史上初のフォト・ドキュメント・日清戦争史・写真史研究に画期をもたらす新史料を初公開。NHKテレビのスクープ(「現代ジャーナル」)で大反響を呼んだ写真210点と従軍日記全文を収録。
本書は、明治以降における日本の戦争と法律学が天皇制軍国主義を軸としていかなる展開をしたか解明しようとしたものである。
六回も書き換えた日清戦争の「宣戦詔勅」案、義和団鎮圧、旅順大虐殺の隠された実態。「自由主義」史観にもふれ、日清戦争からアジア・太平洋戦争にいたる大陸侵流の真相を究明する。中国侵略の軌跡に焦点を当てその歴史的根源を解明!解禁された外務省極秘外交文書も駆使。
近代日本最初の外征戦争である「日清戦争」新論考。東アジア世界の解体と形成のはざまでせめぎあう日・清・朝と列強それぞれの個有性に照射した多元的歴史認識の提唱。特別書き下ろし。
日本の民衆は、日清戦争によって初めて国家と天皇を認識し、軍隊を容認し、日本人であることを自覚する。日清戦争は、日本はもとより東アジア世界に大きな影響を及ぼした。50年戦争の幕開けとなった日清戦争の本質を明かす。
日清戦争に至るまでの、欧米列強からの外圧に対する日本政府の対応の変遷、それに伴う東アジア政策との相互関連の構造を丹念に描く。更に朝鮮「独立」政策の段階的変化を追究。新しい視点から日本近代化の実像に迫る。
ラーメン王世界を翔る。新たな創造へ-躍進を続ける挑戦者がくりひろげる感動のドラマ。
日清戦争はなぜ起こったのか、日本の近代化は大陸侵略ぬきではなしえなかったのか。日清戦争にいたるまでの日本の朝鮮外交や財政・軍備政策、それに開戦過程を明らかにすることで、この問いに答え、通説にかわる新たな歴史像を提示する。
西南戦争の終結で、国内を安定させた明治政府は目を海外に向けた。資源の少ない日本が欧米列強に伍するには、大陸進出が不可避であり、領土割譲と権益の確保にこそ活路はあった。しかし朝鮮半島へ触手を伸ばした明治政府の前に立ちはだかったのが大国・清であった。近代日本黎明期の乾坤一擲、国運を賭けた日清の戦役を、膨大な資料から再構成した、旧参謀本部編纂になる戦史の決定版。