「映画館がはねて、星空を仰ぎながら家路につく観客の胸が幸福な気分でつつまれ、さっき観た一場面を思い返して、思わず一人笑いしてしまうような作品ができることを念じつつ」『男はつらいよ』40作を制作した映画監督の爽やかなエッセイ。
率直に言って、わたしはヤクザは嫌いである。しかし、個々人で見ると、どうしてあの人たちはあんなに魅力があるのだろうー得体の知れない魅力にとりつかれ、取材を重ねたヤクザの世界。日本映画屈指の名作「仁義なき戦い」の脚本家が、「社会の屑」と呼ばれ、ひとたび葬られたら二度と掘り起こされない男たちの闇と狂気を描き出す。
日常生活、映画、音楽、コミュニケーション…イタリアならではの奥行き深い文化を「言葉」をめぐって冒険する、快心エッセイ。
本書は、巨大な製作費、豪華なスター、だけど中身は大惨事の映画を紹介する。
必ず聞ける・話せる・読める。チームメイトも舌をまく、上達のヒント。完了形を徹底的に練習すると、驚くほど英語で表現できる領域が広がる。
映画はフランスで始まった!そして、高度な文化・芸術・産業としてフランス映画はいまも、アメリカにおとらぬ重要性をもった作品や監督や技術者を生み出しつづけている。そもそもトリック撮影やアニメーション、犯罪映画など、映画の重要な分野を世界に先駆けて開拓したのもフランス映画だった。本書は、リュミエール兄弟による映画の発明から、ルノワールら巨匠たちによる往年の傑作、映画の革命ヌーヴェル・ヴァーグ、近年の大ヒット作『アメリ』まで、フランス映画百余年の歩みをコンパクトに紹介する最良の一冊である。アメリカの娯楽映画とは異なる、人間とこの世の真実への深い洞察にみちたフランス映画の世界へようこそ。
「映画のクレジット・ロールを見ると、反射的に涙が出てくる」-そんな変わったクセを持つ男、国重周、25歳。大手印刷会社を依願退職した周は、そのクセのおかげもあって、映画配給会社「エルシノア・フィルムズ」に再就職を果たす。小さな会社だが、社長は凄腕宣伝マンとして業界の有名人で、社員は個性的な美形揃い。社長の懐刀・島のシゴキにめげそうになりつつも、次第にエルシノアを自分の居場所だと感じはじめた周だが、社長・神尾の言動になぜか心を乱されてしまう。そんな折、実は神尾がバイでプレイボーイだとわかり…!?神尾の心のつぶやきが読める書き下ろしつき。
中国の若い人たちの間では新語・流行語などが次々に誕生している。本書では、今までの中国語会話の本に載っていない、ナマの中国語スラングや若者ことばを紹介する。また、数字・英語を使った略語、ネット用語も紹介している。
会話の基盤である「自分」のことを、いわゆる「自己紹介」から「自分の意見・考え」まで、再認識しながら英語できちんと話せるようになるための本。自分のことを書き込みながら完成させるワークブック形式だから、英語力を養うと同時に、楽しみながら自分だけのマイブックが作れます。
主要なシークエンスとショットを追って、物語と映像の展開をテクスト論的立場からダイナミックに解きほぐしつつ、映画技法と映画史と映画理論についての再検討をもおしすすめる野心的な論考。
ピンク映画三百本!三十年以上にわたって、日本のセクシュアリティの現実と向き合ってきた女監督が、忘れられた作家、尾崎翠を描き、社会から閉ざされてきた老齢女性の性愛を描く。男社会で抑圧されてきたテーマと真っ向から取り組み、フィルムとともに日本各地を経巡り討論し、その交流から生まれたエネルギーは、世界の女性映画祭やレズ&ゲイ映画祭へと向かう。
実際に著者たちがひとつの研究を達成するまでに、どのようなことに突き当たり、どのように乗り越えてきたのかを辿りながら、実証研究とは何かを考え、理解することができます。経営学研究に臨む姿勢が生き生きと伝わってきます。
超人気アニメの劇場版シリーズ第3弾。ロシア・ロマノフ王朝の秘宝‘インペリアル・イースター・エッグ’を巡って、怪盗キッドと探偵コナンが繰り広げる闘いを描く。
「愚図」や「あばよ」、「かもめはかもめ」から「夏をあきらめて」などポップス/歌謡曲の名曲を数多く発表してきた研ナオコ。本作はポニーキャニオン時代の全シングルを収録した大全集だ。
“トランペットの詩人”ことニニ・ロッソのベスト・アルバム。世界的なヒットを記録した「夜空のトランペット」やデビュー曲「夕焼けのトランペット」を収録した完全版。美しい響きが堪能できる。
厳選されたジャズの名曲・名演を「The Best Vocal」「The Best Piano」「The Best Instrumental」のコンセプト別にCD3枚ですべてフル・ヴァージョンで収録。ジャズの入門編としても最適なBOX。初回プレス限定で登場。