この本は、二〇〇三年に出版された「映画学」17号(早稲田大学映画学研究会)の「巻頭特別インタビュー 映画俳優 池部良」をもとにしている。今回、ワイズ出版で刊行するにあたって、新たに池部良ご本人にインタビューを行うとともに、市川崑、篠田正浩、降旗康男といった、現場の池部良を間近に見ながら、池部良を作り上げていった監督たち、また、池部良と共演した淡島千景、司葉子のお二人にも話を伺った。最後に高倉健が池部良に宛てた書簡は優れた池部良論となっている。
産業の構造変化、国際化に対応するものづくり戦略とはどういうものか?実践・研究の第一人者たちが、ものづくり学の可能性を描き出す。
パペット・アニメーション作家の合田経郎監督が、1コマずつ人形を動かして撮影した“こま撮りアニメーション”による長編映画。山の上に暮らす、物作りが大好きな小猫が楽しい毎日を繰り広げる。
映画制作上の専門的な技術用語や、映画研究の袋小路で待ち構える難解な理論と述語、あるいは映画史にまつわる瑣末な知識を交えることなく、映画作品が分かるとはどういうことかを丁寧に解説。
日本屈指のジャズ・ピアニストで、『ルパン三世』や『犬神家の一族』などの音楽も手がける大野雄二のベスト・アルバム。自演作品のほか、テレビや映画のテーマ曲、プロデュースを手がけた楽曲などを収録している。
経営学の基礎となる事項を簡潔なQ&A方式によって網羅し、各課題の主要な論点を的確に把握できるよう編集された画期的なテキスト。第3版では各項目にキーワードを挙げ、さらにクロスリファレンスを設けて相互の関連を明示し、学習のステップアップをめざす。自学自習で基本的問題を理解し、経営学のおもしろさを知ることができる。これから経営学を学びはじめる人たちに贈る必携の入門書。
胎児が子宮内で聴こえる音をそのまま再現した、人気胎教CDシリーズ。赤ちゃんを落ち着かせるばかりでなく、一緒に聴いている母親にもリラックス効果があるそう。ヒーリングCDとしても最適だ。
NHK教育『趣味悠々』講師として久々にTVにも登場した荘村清志の、40年近いレコーディング・キャリアを横断する内容のベスト盤。絢爛たる曲目と、派手さに走らず堅実な演奏の過去録音に続いて、最後の2曲で、60歳にして一段と柔和になった新録音を聴かせてくれる。
あのモノやサービスの値段はどうやって決まっているのか?有名コーヒー店の値段のしくみ、携帯電話の超複雑な料金体系、映画DVDの「だんだん値下げ」、100円ショップの安さの秘密…今まで「そういうものだ」と思っていた社会のしくみに、経済学というフィルターを通すと、意外な理由が見えてきます。
初期から近年までの世界中の映画を視野におさめ、映画の技法・スタイルを中心に、製作・興行、形式・ジャンル、批評・歴史にわたる映画芸術のすべてを、多数の図版とともに体系的に解説したアメリカで最も定評ある映画入門、待望の邦訳。
探し物中毒の著者は、ある日、インドの謎の怪魚ウモッカの情報を入手、「捕獲すれば世紀の大発見!」と勇み立つ。ルール無し、時間制限無しの戦いが始まった。次々と立ちふさがる困難を砕き、著者は進む。地元漁民の協力を仰ぐための現地語学習、捕獲した時の移送ルートや鑑定できる学者の確保。ついに怪魚探しの秘密兵器を手にインドへ。しかしそこには予想を超えた展開が!奇想爆走ノンフィクション。