あの夏を一生忘れない。兵庫県立こどもの館に集まった23人の中学生たちは初めての野外移動劇づくりに燃えた。ひと夏の熱いドキュメント。
生産管理が変わる。いままでにない業務をこなしていくためのこの一冊。開発設計や販売との連携活動で、在庫削減、リードタイム短縮を実現する考え方・やり方を基本から解説。
川は流れていないかのように堂々とおちつきはらい、ゆうゆうといそぎもせず流れる。柊子の喜びも哀しみものみこんで…。人生を川に託す三部作完結編。
むずかしい理屈は抜き。『原価』についての、こんな疑問にお答えします。「原価ってそもそも何」「原価計算には何種類もの方法があるってホント」「なんでもかんでもコストダウンしていいのか」「儲かる製品かどうかをどうやって見分けるのか」-2時間であなたの「コスト感覚」が研ぎ澄まされること、間違いなし。
本書に取り上げた15の作品は、いわば英米児童文学の黄金期の作品群で、こどもにも大人にも訴える力をもった粒選りの名作である。はじめに日本語による解説や原文の味わい方を簡単に紹介した。英語はそんなむつかしくないが、少しだけ注をつけた。巻末には、簡単な児童文学の歴史、そしてマザーグースと詩の世界をまとめておいた。
だれが、どのようにしてモノをつくり、技術を革新してきたのか。戦後幾度も押し寄せてきた不況をどう乗り越え、将来につないできたのかを「働きものたち」ひとりひとりの、ナマの声で綴った感動の物語である。経済大国日本を黙々、築いてきた中小企業人の感動のドキュメント。
水は、酸素は、食料は。実験ロケットが火星に不時着し、乗組員の男ひとりだけが生き残った。不毛の砂漠で生き抜くために、勇気と英知を振り絞る。
幕末日本に釈迦やキリスト級の驚異的聖者がいた。地球との“共生”時代にこそ生きる彼の生命哲学。中村天風にも通じる生命哲学を説き、数々の奇跡を起こした宗忠の人生に光をあて、幕末日本史の裏に隠れた皇室とのつながりを明かす著者渾身の書。
グレートジャーニーとは、五百万年まえに東アフリカで誕生した人類が、アジア、北アメリカを経由して南アメリカの南端にたどりつくまでの五万キロの旅のことです。一九九三年十二月、著者はこの人類の旅を、徒歩、カヤック、自転車という、自分の足と腕の力だけでたどりはじめました。今回はペルーの首都クスコを中心に、より道中心の旅を報告します。標高4,600メートルの高地で開かれる星と雪の巡礼祭コイユリティ、現在もインカ時代の生活を残すアンデスのケロの村、著者が二三年にわたり通うアマゾン源流のマチゲンガの村、さまざまな風土に生きる人々の姿を紹介するグレートジャーニー第三弾です。
清朝最後の皇帝溥儀に仕えた愛新覚羅恒煦。辛亥革命、人民共和国成立から文革まで、孫娘烏拉煕春が綴る波瀾の生涯。
現在の日本で流通している家具材・建築材170種をカラー写真とともに解説したもの。エングラーの植物分類体系に準拠して木材を排列し、各木材の科名・産地・木理・比重・径・特徴を記す。そのほか木材の基礎知識や木に関するコラムも掲載。巻末に五十音順の木材索引がある。
ちっ。四班のやつらといっしょなんて、せっかくの遠足なのに、いやだな。行きたくないよな。どうせおもしろくないなら、めちゃめちゃにしたほうがいいかもしれない。あした、みんなの前で、四班は全員遠足に参加しまあっす、といっておいて、やっぱり行けなかったらおもしろいだろうな。行けるわけないよ。学校の階段さえ上れない春子にヘビぎらいの俊一だろ。無理だね、という顔でぼくは由実を顔を見た。小学5年生以上。