1985年に出版した本書の初版で、私が解説の対象としたのはLATEX2.09であった。これは、LATEXとして一般的に使われるようになった最初のバージョンである。以来、LATEXは非常に多くの支持を得て、世界中に何千ものユーザーを抱えることになった。そしてさらに、多くの人々の尽力によって改良が加えられたことにより、LATEXは機能的に格段の進歩を遂げたものである。実際、新しいバージョンであるLATEX2εでは、単にLATEX2.09の機能が拡張されているだけではなく、新しい機能もいくつか追加されている。かくして、LATEX2εについての新しい解説書を出版する時期が到来したわけである。
地に響く蕈篥、天に上る笙、飛翔する笛さまざまな音色の管絃に乗せて、華麗に穏やかに繰り広げられる雅楽の世界。
祝優勝!!生まれながらのドラファンの著者がマンガと解説で綴るドラゴンズ奮戦記。怒濤の書き下ろし。
本書は表現論という観点に立ち、中国語の表現のポイントを、時間、場所、数量、所属、対象、処置、受身、使役、連動、判断、存現、比較、主題化、進行、状態、過去、態、可能、疑問、否定、推量、依頼・命令、目的、因果、仮定、逆接、並列、条件、に分けて説明している。このポイントを、表現形式、相違点の比較、疑問解決の三つの面からわかりやすく説明した。
進路学習・総合的な学習のアイディア満載。
長い任務を終えて、フォーマルハウトより地球へと戻ってきた恒星間宇宙船メディア9。メディア9の宙航士ロイの妻、シーラ、そして十七歳になる息子のリンも、どれだけこの日を待ちわびたことだろう。ところが、メディア9は数百名のスペースマンを載せたまま、基地上空に静止し、一切の連絡を絶った。いったい内部に何が起こったのか。リンは真実を求めて、いま狂気へと立ち向かう。
十年の月日を経て地球に帰還した恒星間宇宙船メディア9は、基地上空に静止したまま、「我々は着陸できない」と伝達し、あらゆる交信を途絶した。市民たちは船内の病原体による汚染を噂し、やがて強制爆破を企む。宙航士ロイの息子リンは、当局から追われ、狂気へと立ち向かい、そして真実を求めて闘うこととなったのだー。“人間”の、究極の姿を見事に描いた本格SFの金字塔。
彼女の名前は猫柳ヨウレーそう、かつて宇宙のおたずね者、トラコ、ハザウェイ、騎兵槍(チイピンチャン)らとともに、太陽系連合を壊滅状態に陥れた“極悪人”だ。現在は一人、ルナ・シティに暮らす彼女がある日、市長室へと連れ去られる。市長の椅子に座っているのはなんと、トラコではないか!その上、ハザウェイまで控えているのだ。今再び、ヨウレたちがルナ・シティに大騒動を巻き起こす日がやって来たー。痛快スペース・アドベンチャー。
ひとりぼっちで眠れない夜に。小さいけれど、頼りがいのありそうなもしゃもしゃした毛のミルク色の羊、モコのものがたり。
結婚を一ヶ月後に控えた藤森岳志は、独身最後の想い出として、悪友とともに山に登ったが、縦走中に転落死してしまう。婚約者の野々村亜衣は、自分がお守りにと首にかけたペンダントが遺体にないことに、不審を抱くがー。一年後、別の遭難場所から、鎖の切れた、あのペンダントが発見された。真相を追う亜衣の身辺で次々と殺人事件が起きる…。長篇旅情ミステリーの傑作。
東京競馬場の駐車場で一台のロールスロイスが炎上、その中から死に化粧を施された異様な男の死体が発見される。男は西洋骨董店「四匹の猫」のオーナー・阿澄林成。事件を追う府中署刑事・夏苅真左の前に現れたのは、若き日のピカソが描いたと思しき一枚の絵だった!スペインへ飛んだ夏苅は、ピカソの“青の時代”の秘話に触れ、事件の核心へと迫るのだが…。国際色豊かに描く、壮大なサスペンス・ミステリー長篇。
本書は、山野草の自生地の環境に学び、わが家の庭で魅力を誰でも失敗なく楽しめるよう、勘所をわかりやすく紹介したもの。
バラが葡萄の病気を見張ってくれる?葡萄畑に、ワインをおいしくするこんな秘密や工夫があるなんて!楽しく味わい深いワインの身のうえ話。
「映画の語り部」淀川長治さんの、千夜一夜物語はまだまだつづく…無類の映画好き三人が語り明かす座談会は、「銀幕の美女」から「幽霊と悪魔・怪談話」まで、ますます愉快に大白熱。初収録の鼎談もふくむ、これぞ映画の大殿堂。
「おおかみ」と書くのか?「おうかみ」と書くのか?「日本」の正しい読み方は?(にっぽん?にほん?)「こんにちわ」は、まちがい?なぜちがう「右」と「左」の書き順、ほか、おうちの方といっしょに、楽しみながらチャレンジしてください。
澄みきった夜に、満天に輝く星々を眺めながら、ふと、不思議な気持ちになることはありませんか?「この宇宙にこうして我々のようなものが存在しているのは、地球だけなのだろうか」「宇宙にとって人間とは何なのだろうか」…と。本書は、とても難しい宇宙物理学の話を、平易に、ちょっとメルヘンチックに語って人気の著者が、そんなあなたの疑問にやさしく答えてくれる科学エッセイです。
解禁から春のシーズンに向けて、岩井渓一郎、佐藤成史、杉坂隆久が推すフライのタイイングブック。この24本のフライたちが、2、3、4月のフライフィッシングを充実させてくれる。