英国の5人組バンドが67年に発表したデビュー盤にボーナス・トラック4曲を加えた。彼らといえば「青い影」。バッハの作品にインスパイアされたオルガンのイントロが印象的な曲だが、ほかの曲もクラシカルなフレーズが随所に聴かれる。フェイドアウトに時代を感じるが古さはない。
7年ぶりのリリースが決定したアルバムに先行して発表された痛快なシングル。サザンらしいユーモアたっぷりの歌詞に、今回はオキナワンなテイストもカップリングに追加。さらに横浜所縁の名曲「ブルーライトヨコハマ」「リンゴ追分」を軽快にかつ熱唱カヴァー。★
TVですでにお馴染み、ピアノで笑うHIROSHI先生のネタ集成。結局クラシックも歌謡曲も混ぜっ返してるんだけど、そのミスマッチの仕掛けがやたら“音楽的”に作り込んであって教養なんかもちらついちゃうから、バカ笑いよりは感心の態。えぐいな。
数多くの声優やアニメへ楽曲を提供し続けている彼女。ウィスパーでウェットな声質。ストリングス系の麗美で郷愁性な音世界を魅力にしている彼女。もちろん本作でも、プチ・キュートで、しかも聴いてて穏やかさを覚える悠久なポップ・ワールドが果てしなく広がっている。
2004年冬発売の恋愛アドベンチャー・ゲームのPS2版続編のサウンドトラック。ゲームのオープニング、エンディング・テーマに加え、BGMも完全収録。前作のファンはチェックだ。
はっぴえんど解散後の73年に狭山にある自宅にて録音された1stソロ・アルバム。数々のカヴァー曲を生んだ「恋は桃色」を筆頭に名曲揃い。キャラメル・ママによるカントリー・ロック風味の演奏も泣かせる。
18万人を動員した東京ドーム、大阪ドーム公演に、ファン・クラブ限定のライヴ・ハウス・ツアーの模様もあわせて収録。大規模なステージの迫力、小規模なステージの親密感、どちらも魅力たっぷり。
共同プロデューサーに元カーネーションの棚谷祐一を迎え、98年3月リリースの8枚目。ロック/ポップスのマニア心をくすぐる細かい仕掛けはさすが。「スカーレット」ほか粒揃いの楽曲を収録。
96年のアルバム『バンザイ』のリニューアル盤。大ヒット曲を多数含むオリジナル盤収録の10曲に、これまでのカップリング曲や未発表曲9曲をコンパイル。コアなファンにもうれしい充実の1枚。
選曲・歌唱力ともに秀逸な桑名晴子の82年のカヴァー・アルバムが待望の復刻。シュガー・ベイブや大滝詠一、細野晴臣、ユーミンほか、日本のシティ・ポップ史に残る名曲満載の傑作アルバムだ。
わざとらしい飾り気の少ない、温厚かつ円やかな味が特徴的なフランス組曲であり、各組曲の流れも良い演奏。パスカル・タスカン製作の楽器をモデルにしたチェンバロが使用されているが、レオンハルトはその音色の美しさを演奏によく反映させている。
初CD化13曲を含む全23曲収録のベスト盤。本田は70年にデビューし、その美しい高音で“森山良子二世”と呼ばれたフォーク・シンガー。本作では懐かしいオリジナル・ヒット曲(1)(7)に加え、六文銭や泉谷しげるの名曲も、あの天使の歌声で聴くことができる。
『ドラえもん』長編スペシャルの選りすぐり。基本設定に変わりはないものの、個性あふれるキャラクターや冒険心をくすぐるストーリーは大人でもついつい引き込まれるほど魅力的!
世界の蜷川幸雄が、藤原竜也&鈴木杏を主演に迎えて放つ、シェイクスピア純愛恋劇の最高傑作舞台『ロミオとジュリエット』を、HD収録の最高画質DVDで再現。若さゆえに疾走する愛の行方は必見だ。
ナナン・レーベルからリリースされたブラジルのアーティストとの共演作品を中心に、ボサ・ノヴァの代表曲を収録したコンピレーション・アルバム。すべての曲がオリジナル・アルバムでは未収録。
75年にベルリン・フィルを退団した後、ソリストとして輝かしい活躍を続けているゴールウェイの25年間の総決算と言えるベスト盤。クラシックはもちろん、映画音楽やポップスに至るまで、彼の柔軟な音楽性と豊かな歌心を印象づける中身の濃い2枚組だ。