キンモクセイの4枚目のアルバムは、季節感あふれるナンバー12ヵ月分(+3曲のインタールード)を集めたコンセプト・アルバム。ポップでありながらも商業的になりすぎないセンスが見事。元NSPの澤近泰輔がサウンド面で、好サポートをしている。
天願大介監督がデンマークの車椅子の黒帯選手をモデルにした青春映画。事故により車椅子の生活を余儀なくされた青年が、合気柔術との出会いから己を成長させていく。
往年の名曲をスーパープライスで!
師匠と弟子初めてのジョイント・アルバム。ふたりのときにまったりときに丁丁発止、聴く者にふい打ちを喰わしつつ満足させる豊かな唄の数々。吉田康子も楽しい客演。ふたりの三線は美しく図太くおもしろい。較べるもののない世界。誰も拒まない。
サウンドトラック、オープニング、エンディングの各楽曲に、『The Soultaker〜魂狩』のマスコット・キャラクター、小麦のトークを満載したファン感涙のオリジナル企画作品。
それこそヴァイオリンのアンコール・ピースの定番ともいえるメロディアスな名旋律を13曲収録。とはいえオケを伴奏にした豪華なアレンジによる贅沢な演奏で、艶やかな音色による甘美な歌いまわしが一層冴える。実力派のベルにしてはフッと息を抜かせるアルバムである。
90年から94年にかけて松原が六本木ピットインで残したライヴから選りすぐったベスト・パフォーマンス。フュージョン・ギターにおける最高峰としての面目躍如たるプレイがライヴの熱気でさらなる高まりを示す。ギター・ファン必聴の一枚。
眉村卓『なぞの転校生』が原作。広一少年が住む団地の空き部屋にいつのまにか住んでいる少年。彼が現れてからというもの、広一の周囲で不可解な事件が次々と起こっていく……。
アニメ作品の主題歌などで知られる、岡崎律子と日向めぐみによるユニット、メロキュア。『円盤皇女ワるきゅーレ』主題歌となったデビュー曲「愛しいかけら」ほかを収録した1stアルバム。
デビュー20周年記念として編まれたコンピレーション。日本の歌に新時代を築いた鮫島有美子が、コロムビアに残した録音から、外国の愛唱歌も含めて“四季”をテーマに4枚のCDにまとめた。
移籍後初、そして久々のアルバム。バックにアコースティック楽器をふんだんに取り入れた、上質のイージー・リスニング的な仕上がりに、今ならではの力の抜け具合がぴったりマッチした。なんだか泣けてくるような絶妙の仕上がり。音楽ってやっぱり素敵だ。ああ。★★
永遠のやんちゃ“ロック”小僧、忌野清志郎のアルバム。自宅スタジオ、ロックンロール研究所での録音で、全編にわたり本人がドラムを叩いている。児童虐待を歌う(5)や世界情勢を憂う(6)(13)など、いつもの清志郎節が炸裂です。(4)には甲本ヒロトがゲスト参加。
カラヤン、ベームというR.シュトラウスを大の得意としていた二人の音源だけを使用した、マニアも納得させる作品集。ヤノヴィッツによる「4つの最後の歌」も、魂の浄化がもたらされる名演として有名。
全音のピアノ楽譜といえば、ピアノを習っている人ならほとんどが使ったことがあるはず。そうした名曲の数々を岡田博美が録音。オーソドックスな演奏で、しかも楽譜と完全タイアップしているので、ただいま勉強中の人や教師にとても参考になるだろう。
東芝EMIとSMEの合同企画によるベスト盤。76年から79年までのシングル両面をほぼ年代順に収めた。これまでアナログのみで入手可能だったB面曲「サンライト」「回転木馬」を初収録。