刺激的な「四季」が登場。弦、チェンバロとオルガン、テオルボが各1名で計7名。何よりテオルボの起用が大ヒット。このリズムのゴキゲンな推進力は今までにないもの。そしてやりたい放題のヤンセンのヴァイオリンも、この編成だからこその決まり具合。
最高の音で楽しむために!
近年、学校ではすっかり卒業式の歌として定着した「旅立ちの日に」を筆頭に、アニメ・ソングなど誰もが知っている歌をフィーチャーした岡本知高のアルバム。陶然とするほど美しい声でゆったりと歌われたカッチーニの「アヴェ・マリア」をぜひ多くの人に聴いてほしい。
2006年のモーツァルト生誕250年を記念して、アルヒーフとドイツ・グラモフォンから、録音と演奏の双方を勘案して、最良のアルバムを50枚セレクト。どれを選んでも安心して聴くことが出来るものばかりだ。
SMAPやスガシカオのアレンジで知られる森俊之を迎え、“定番”のヨーロッパ路線に留まらないファンキーさがそこここに。(7)ではマルコス・スザーノ提供のパンデイロ・ループが聴かれる。全曲に添えられた本人による解説含め、いい年齢の重ね方では。
1972年5月発表。忌野清志郎のほか3人編成によるデビュー・アルバム。アコースティック・ギターをかき鳴らし、リアルな歌を聴かせるユニークなスタイル。「ぼくの好きな先生」ほか収録。
ベートーヴェン晩年の傑作。晦渋な面もあるこの名作を、ABQは硬軟の絶妙なバランス感覚で、情熱的に音を紡いでゆく。いささかの淀みもない大きな流れを創り上げている。ABQの名演のひとつと言われている盤。
芸能生活50周年を記念してコンサート・ツアーを行なっている小林旭。1958〜1964年まで50作品にも及ぶシングルの中からセレクトしたコンプリート・アルバム。CD化されていなかったナンバーも収録。
地上波とは違った切り口でNHK BSで放送の『BSおかあさんといっしょ』からの初CD商品。出演しているかまだみきおねえさんと、ひなたおさむおにいさんによる童謡定番ソングの名曲が収録。
ラ・プティット・バンド結成後20年ほど経って初めて録音されたブランデンブルグ協奏曲。クイケン3兄弟をはじめ、寺神戸亮、鈴木秀美らによって、ピリオド楽器演奏でのこの作品のひとつ典型を作り上げた。
実に魅力的な「フーガの技法」の演奏である。思いのほか潤沢で清澄なチェンバロの響きが、レオンハルトの陰影深い表現と相まってグイグイ引きこまれる“音楽”として流れる。オーセンティックな解釈でありながら切々と身に染み入る極上の演奏である。
SIONのデビュー20周年シングル。作詞/作曲は彼自身だが、ゲストとして彼を敬愛する福山雅治をアレンジャーとして迎えている。福山は、控えめにヴォーカルにも加わっている。20周年だから特別に、というのではなくいつものSIONなのがいいところ。