EMIが所蔵している膨大な音源から、現状を考え、綿密かつ恣意的に選曲配列した40曲が眩しい。まずサンプラーとしてCD購入の手引きとなろうし、それ以上にBGMとして有効だろう。さらに10回連続して聴けば、ラリることができるのも嬉しい。
レイナルド・アーン(1875〜1947)は、ドイツ人とスペイン人の両親の間にベネズエラで生まれたフランスの作曲家。サロン音楽風の小粋で美しい歌曲を残している。アメリカの若いソプラノ、グラハムがしゃれた味わいの魅力的な歌を聴かせてくれる。
樫本のデビュー盤。確かにうまい。音も立つし、切れも鋭い。だが、その先の言葉が出てこない。彼の顔は演奏からはあまりうかがえず、とびきりの模範演奏といった範疇を出ていない。審査員ではなく、聴衆を魅了する演奏を心がけてほしい。かなりきつめの音質。
4年ぶりになる、ニュー・オリジナル・アルバム。全曲、自らの作詞・作曲。10代の頃は過激なパンクも聴いてきている彼だが、
自分で表現する世界は、あくまでわかりやすいポップ・ロック。どろっとした作品もなくはないが、全体的には爽やか。
<収録内容>
01.愛は風のように
02.Heart
03.Good Job
04.you
05.僕らの愛は今日も忙しい
06.You Can Dance
07.遠い旅
08.Hard Luck Lover
09.80 Proof
10.巻き戻した夏
11.Like A Hurricane (Album Mix)
12.Fellow
おどろおどろしい歌詞にキャッチーなヘビメタがミックスされた人間椅子だが、今ひとつカルトになれないあたりが妙におかしくて笑える。本作も江戸川乱歩しているようで、実はブラックサバスのパロディなんでしょう。ズバリの(9)に本質が表われているのでは。
宮城県出身の女性シンガー・ソングライターの3枚目のアルバム。自作曲にこだわらず青柳拓次や堀込泰行らの楽曲もナチュラルに歌いこなす。ワイゼンボーンやペダル・スティールで高田漣が好演。2曲のビデオ・クリップを収録したDVDとの2枚組仕様だ。
堀田きいち原作の脱力系青春グラフィティ・ドラマCD。個性豊かな4人の男子高校生が繰り広げるシニカルな青春ストーリーで、いわゆる“ゆるゆる”系の世界観が魅力。それでいてちょっと感動できるのがミソ。
羽海野チカのコミックを原作とする人気TVアニメのDVD版。淡い恋をやさしいタッチで描いた純愛ストーリー。愛らしいキャラクターと恋をした時の絶妙な心情描写で、幅広い世代から支持を得ている。
羽海野チカのコミックを原作とする人気TVアニメのDVD版。淡い恋をやさしいタッチで描いた純愛ストーリー。愛らしいキャラクターと恋をした時の絶妙な心情描写で、幅広い世代から支持を得ている。
ビジュアル系バンド、アリス九號.の初のフル・アルバム。ポップス・テイストを多分に含んだ曲とアレンジが心地よく響く。何といっても歌メロの清涼感は、この手のシーンにはしばらくなかったものだ。とはいえ、ラルクからの影響が至るところに見られる。
2000年にLPサイズで限定発売されたBOXセットをコンパクトなサイズにして再発売。名盤『人間なんて』を含むエレックでの2作とフォーライフでの22作品を完全収録。
元首相と結託した男達のために両親と妹を失った新城彰。復讐の炎を秘め、ヨーロッパで日本人観光客の夜のガイドに身をやつす新城の前に仇敵が現れたのだ!ワルサーPPKに怨念の銃弾を込めた孤独な戦いの火蓋が切られた!不朽の名作。