「謝ってほしいんです。あのときの県警本部長に。ぼくが要求するのはそれだけです」5月下旬のある日。生活安全課所属の小島百合巡査部長は、以前ストーカー犯罪から守った村瀬香里との約束で、ピアノのミニ・コンサートへ行くことになっていた。香里よりひと足先に、会場である札幌市街地にあるワイン・バーに着いた小島は、そこで人質立てこもり事件に遭遇する。犯人は強姦殺人の冤罪で4年間服役していた男。そのコンサートの主役は、来見田牧子、冤罪が起きた当時の県警本部長の娘だったのだー。一方、同日の朝に起きた自動車窃盗事件を追っていた佐伯宏一警部補は、香里から連絡を受け、事件現場へ向かったのだが…。
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10万枚を超えるセールスを記録した前作アルバム「DocumentaLy」から1年半。
初のドラマ主題歌となった「僕と花」、モード学園TV-CMソング「夜の踊り子」、そしてこの1年間で2作目のドラマ主題歌となる
2013年1月リリース最新シングル「ミュージック」という大型タイアップ3曲を収録した待望のニューアルバムが遂にリリース!
3月末からはこのアルバムを引っさげた観客動員数8万人を超える全国ツアーもスタート!
文字通りマジョリティの中のマイノリティを体現すべく、メジャーシーンに挑戦し続けるサカナクション渾身の1作!
【仕様/特典】※初回生産限定盤のみ
■ボーナストラック収録
※収録ボーナストラックは初回生産限定盤(CD+Blu-ray)4988002642670 と共通
【タイアップ情報】
■Aoi:2013NHKサッカーテーマ
【収録内容】
[CD]
1. intro
2. INORI
3. ミュージック *フジテレビ系ドラマ ドラマチック・サンデー「dinner」主題歌
4. 夜の踊り子 *2012年度モード学園(東京・大阪・名古屋)TV・CMソング
5. なんてったって春
6. アルデバラン
7. M
8. Aoi *2013NHKサッカーテーマ
9. ボイル
10.映画
11.僕と花 *関西テレビ・フジテレビ系ドラマ「37歳の医者になった僕〜研修医純情物語〜」主題歌
12.mellow
13.ストラクチャー
14.朝の歌
15.『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』(Ks_Remix)※ボーナストラック
家庭向けの掃除術を紹介。部屋も心もきれいになる63のワザ。
近年メディアを席巻する“日本特殊論”。しかし、世界史のなかに日本史を位置づければ、国家成立時から現代に至るまでの、日本と、日本人の本当の姿が浮かび上がる。作家・半藤一利とライフネット生命保険会長・出口治明。圧倒的教養を誇る二人が、既存の歴史観を覆し、再び世界に後れを取ったわれわれが、今なすべきことを語り尽くす。
日本橋「菖蒲屋」に奉公しているお春は、お店の土蔵にひとり閉じ込められていた。武州多摩にいる重篤の母に一目会いたいとお店を飛び出したのだが、飯田町で男たちに捕まり、連れ戻されたのだ。逃げている途中で風太という飛脚に出会い、追手に捕まる前に「田安稲荷」に、この紙を埋めれば必ず逃がしてくれる、と告げられるが…ニューヒーロー・くらまし屋が依頼人のために命を懸ける、疾風怒涛のエンターテインメント時代小説、連続刊行、第二弾!
人類最終戦争後の世界。大地は黒い森におおわれ、人体発火病原体に侵された人々は、結界に守られた土地で細々と暮らしていた。この世界で唯一、人が安全に使用できる火は、森に棲む炎魔から採れる。炎魔を狩り、火を手に入れることを生業とする火狩りたちの間で、近年、あるうわさがささやかれているという。「虚空を彷徨っていた人工の星、“揺るる火”が、帰ってくるー」と。“千年彗星“揺るる火”を狩った火狩りは、火狩りの王と呼ばれるだろう”
心の恋人・ぶっちゃん。ゆうゆうとお散歩!キョウコは個性的で優しい「れんげ荘」の住人たちに囲まれて、今日ものんびり幸せに暮らしています。ロングセラー「れんげ荘」シリーズ熱望の書き下ろし第4弾!
都会のへりの窪んだところにあるガケ下の町。僕はその町で、“流星新聞”を発行するアルフレッドの手伝をしている。深夜営業の“オキナワ・ステーキ”を営むゴー君、メアリー・ポピンズをこよなく愛するミユキさん、「ねむりうた」の歌い手にしてピアノ弾きのバジ君、ロシアン・コーヒーとカレーが名物の喫茶店“バイカル”を営む椋本さん、ガケ上の洋館で、“ひともしどき”という名の詩集屋を営むカナさんー。個性的で魅力的な人々が織りなす、静かであたたかな物語。
カリスマYou Tuberが教える賢い「お金の稼ぎ方」。ポートフォリオの作り方から株式チャートの見方、マインドの持ち方まで。
科学の革新は常に進歩を意味するわけではない。パンドラが伝説の箱を開けたときに放たれた凶悪な禍いのように、時に致命的な害悪をもたらすこともあるのだ。科学者であり医師でもある著者ポール・オフィットは、人類に破滅的な禍いをもたらした7つの発明について語る。私たちの社会が将来このような過ちを避けるためには、どうすればよいか。これらの物語から教訓を導き出し、今日注目を集めている健康問題(ワクチン接種、電子タバコ、がん検診プログラム、遺伝子組み換え作物)についての主張を検証し、科学が人間の健康と進歩に本当に貢献するための視点を提示する。
後輩のラグビー指導に熱を入れ、就職活動を間近に控えた大学四年生の私は、友人のお笑いライブで、新入生の灯と出会う。やがて私は、幼馴染で成績優秀な恋人の麻衣子よりも、無邪気な新入生の灯に惹かれてゆくのだが…。社会への最適化を求める現代で、肉体も人生も鍛え上げた男の「破局」を冷徹な文体で描いた、第一六三回芥川賞受賞作。
小川遥香、16歳。3歳で母に捨てられた彼女は、育ての親である祖母も亡くし、正真正銘のひとりぼっちだ。そんな彼女が出会ったのが走馬灯を描く旅をアテンドする“ブレーメン・ツアーズ”。遥香はお調子者の幼なじみ、ナンユウとともにその仕事を手伝うことに。認知症を患った老婦人が、息子に絶対に言えなかった秘密。ナンユウの父が秘めていた、早世した息子への思い。さまざまな思い出を見た彼女は、人の記憶の奥深さを知る。そんな折、自分を捨てた母から「会いたい」と連絡が来るのだが…。
涙はしょっぱい、お菓子は甘い。親戚が営む小さな製菓会社に転職した茉子は、コネの子と呼ばれながらも、会社の古いルールを変えようと格闘するが…。あなたが生きる“今”に光を灯す、希望の物語。
生きた!愛した!闘った!めくるめく、あの青春の日々よ。-なき父の借財をかかえた一大学生の、憂鬱と人生の真摯な闘い。それをささえる可憐な恋人、そして1匹の小動物。ひたむきに生きようとする者たちの、苦悩とはげしい情熱を、1年の移ろいのなかにえがく青春文学の輝かしい収穫。
いまなお鋭く告発しつづけ、21世紀へと読み継がれた古典。待望の新装版。