いまから5年以内がもっとも危ない。“トゥキディデスの罠”“百年マラソン”よりも、危機はずっと早く来る。「台頭する大国が最も攻撃的になるのは、国力がピークを迎えて下降を始め、今すぐ野心を実現しなければ永遠にその機会を失うと認識したときである。中国はすでにこの道を歩み始めている」「ミレニアル世代」の若き戦略家が、日本にも課題を突きつける!日米はいま何をすべきか、すべての答えが本書にある。
轢き逃げの通報を受け、臨場した北海道警察本部大通署機動捜査隊の津久井卓は、事故ではなく事件の可能性があることを知る。それは被害者が拉致・暴行された後にはねられた可能性が高いということだった。その頃、生活安全課少年係の小島百合は、駅前交番で保護された、旭川の先の町から札幌駅まで父親に会いたいと出てきた九歳の女の子を引き取りに向かう。一方、脳梗塞で倒れた父を引き取るために百合と別れた佐伯宏一は、仕事と介護の両立に戸惑っていた。そんな佐伯に事務所荒らしの事案が舞い込む…。それぞれの事件がひとつに収束していく時、隠されてきた北海道の闇が暴かれていくー。
複雑な計算も分析も一切不要。会社の現状を把握し、打つべき手が見つかる。最強のアドバイザーを手に入れよう!
従兄弟同士の直樹と隆は、17歳の誕生日を迎えようとしていた。例年通り、木蓮や馬酔木、海棠や空木に埋もれた桃源郷のような花の里の隆の家を訪れた直樹と典子兄妹。だが、心優しい隆の目は昏く、母親の美紀子に冷淡な態度をとっていた。「あの女が、迎えに来る」と、毎夜、中庭を訪れる異端のものの気配に苛立つ隆。隆の目の中に恐れていた兆しを見つけて絶望する美紀子に異変が。運命の悲劇の幕が開く。ホラー&ミステリー。
これはボクが、“本当の気持ち”を伝えるまでの物語ー。衣緒花の悪魔を祓い、平穏な日常を取り戻したはずの有葉だったが、佐伊先生からエクソシストとして、引き続き衣緒花と活動を続けるよう依頼される。そんな折、有葉は突然学校に来なくなった三雨から相談を持ちかけられる。おそるおそる取った三雨の帽子から飛び出したのはー長いウサギの耳だった!?取り憑いた悪魔をどうにかすべく三雨と行動をともにするうち、有葉は彼女の胸に秘めた想いを知ることになる。一方、多忙で体調を崩してしまった衣緒花との間には、微妙な距離が生じてしまう。絶対に叶わない願いを抱くとき、果たして悪魔は祓えるのか?それぞれに絡み合う“アオハル”の結末はー?
晃の転校から四ヶ月。夏休みに再会した晃と葵は、葵の祖母の気遣いにより久しぶりに二人きりの同居生活を送ることになる。手料理を振る舞ったり、お祭りの手伝いに参加したり、積極的な葵の姿を見て会えない期間が互いに良い成長をもたらしたことを喜ぶ晃。空白の時間を埋めるように仲睦まじく過ごしていたある日、泉と瑛士、日和も加えた五人で海沿いのグランピング施設に遊びに行くことに。海にバーベキューに花火。みんなで夏を満喫する中、晃は一人とある決意を固めていく。そして迎えた夏祭りの夜、葵に告げる言葉とはー。出会いと別れを繰り返す二人の恋物語、再会と約束の第五弾!
学びと癒しの大人気の生きものコミック第3弾!
漫画家・詩人・写真家の3人が巡った失われゆく日本の風景への旅「アサヒグラフ」での連載に加え、「グラフィケーション」の旅、「るうじん」の座談、さらに50年ぶりの鼎談も初収録。「流れ雲旅」完全版!