「ぼくたちもあそびにいれて。」と、みんながいうと、「うん、いいよ。」と、きつねのこはいいました。くまのことたぬきのこは、いろいすなをはこんできました。うさぎのこは、きのえだをひろっては、しろいやねにつけました。なかよしたちのこころやさしい幼年どうわです。5〜7歳向き。
村上春樹のサリンジャー、ヴォネガット、ブローティガンから柴田元幸のオースター、ミルハウザー、ダイベックへー謎と魅惑に満ちた世界文学空間のただなかにご案内します。
前作で終わりとなるはずだった…。だが発売後、堰を切ったように筆者の下に集まり始める怪奇譚。あれよあれよという間に百話になってしまった。これは、世に出たいと呪う怪奇の仕業なのか?編集部にも怪奇が来襲し甚大な被害を及ぼした、本当に百話収録した実録怪談集。巻末には作家・大迫純一氏との怪奇対談も収録。
エコール・ド・パリの巨匠が描いた猫たちが初めて一冊に。フジタの猫たち130匹余!画集未収録作品を中心に約90点の猫の絵とエッセイ。
デービス一族の物語は、いわば過去半世紀にわたるウォール街の物語である。著者は圧倒的な筆力によって、成功を収めながら世に知られていないアメリカ屈指の投資家一族の活躍とともに、その舞台となったウォール街の変わりゆく顔をそれぞれの時代背景のなかに見事に描いた。本書で著者は、デービス家、彼らの投資哲学、そしてウォール街を歴史的かつ文学的な語り口で紹介している。
江戸時代に組織された瞽女集団の最後の一人、人間国宝・小林ハル。三味線ひとつで各地を渡り歩き、唄を披露して報酬を得た盲目の旅芸人である。1900年に生まれ、生後間もなく失明した彼女は、6歳で瞽女に弟子入りし、厳しい修業に耐え、不屈の精神で瞽女唄の第一人者となったー。光なき世界で極めた芸と20世紀の生き証人ともいえる生涯を綿密な取材をもとに描くノンフィクション。
子どもは調理の主人公。幼稚園、保育園、小・中・高校、児童館でも、子どもたちが夢中で料理に取りくむ「食育」の決定版。「食育」の第一人者・坂本広子さんがすすめる世界的に広がるハンズ・オン(体験型)プログラム、ついに登場。
世界22カ国で愛読され、日本でも120万部を超えるベストセラーとなった子育てバイブル、待望の文庫化。子育てでもっとも大切なことは何か、どんな親になればいいのかというヒントが、この本にあります。「見つめてあげれば、子どもは頑張り屋になる」「けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる」など、シンプルな言葉の中に、誰もが共感できる子育ての知恵がちりばめられています。
“G興産”で新しい高齢者用ケア付きマンションの準備計画に加わり、爽香は多忙な毎日。建設候補地に住む門倉矢市郎は、定年後の静かな生活が一転、妻を脳出血で突然失う。更に、借金を抱える息子夫婦が、立ち退き料のつり上げを画策する…。一方、明男に思いを寄せる三宅舞にも危険な影が忍び寄る!登場人物が読者とともに年齢を重ねる画期的シリーズ第16弾。
「生きている意味」とは!?現代社会に疲れ、傷ついた心を癒すB・Jからの名メッセージ。
日本ヨーガ界の第一人者成瀬雅春氏が、クンダリニーエネルギー覚醒の秘伝をついに公開。根源的エネルギー「プラーナ」が人体内で超常的能力として活性化する「クンダリニー覚醒」を本気で目指す人のための実践マニュアル。
基礎的な通論が終わった受験生が、力を試しながら不足している所を見つけ、アドバイスによりスピードを上げてゆく。
育児中の親たちの相談に応じていると、自分の子どもの時代の何らかのネガティブな体験が、その人の育児のつらさや迷いの何らかの引き金になっているなと感じさせられることがたいへん多い。いわゆる世代間伝達というものだが、これまでそうしたケースでは自分の親に対してその恨みに似た感情をぶつけることが大事だといわれてきた。感情の発散である。しかし角田氏は、それだけでなく幼い頃のイメージを意識的に作り直すことで、この危機を乗り越えることが可能だということを実践で多く試みてこられた。その豊富な体験をもとに書き下ろしたのが本書。親支援の新たな指針として格好の書になるだろう。
村椿五郎太、25歳。先祖の不始末といまいち野心に欠ける遺伝子が災いして、うだつのあがらぬ小普請の身。目下の目標は、学問吟味に合格して御番入りを果たすこと、なのだが、文茶屋での代書屋の内職も忙しい。そんなのんびり男を焦らせたのは、幼なじみの紀乃。学ならずんば、恋もままならずー。どうする、五郎太!代書屋に持ち込まれる騒動、そして一進一退の恋と学業の行方や如何に。
酒肴は素早く提供することが大切です。それには、仕込みなどに手をかけることによって、仕上げの調理にあまり時間をとらないようにするのがこつです。そこで、調理プロセスを「仕込み」と「仕上げ」に分けて構成し、ポイントをわかりやすく解説しました。
宇宙人未来人超能力者と一緒に遊ぶのが目的という、正体不明な謎の団体SOS団を率いる涼宮ハルヒの目下の関心事は文化祭が楽しくないことらしい。行事を楽しくしたい心意気は大いに結構だが、なにも俺たちが映画を撮らなくてもいいんじゃないか?ハルヒが何かを言い出すたびに、周りの宇宙人未来人超能力者が苦労するんだけどなースニーカー大賞“大賞”を受賞したビミョーに非日常系学園ストーリー、圧倒的人気で第2弾登場。
残業を重ねて社員は必死に働くのに、会社は赤字。社内には不信感が渦巻き、口ばかりの評論家が氾濫。リストラで人も給料も減らされ、上からは改革の掛け声ばかり。こんな会社を本当に蘇らせた驚くべき手法を迫真のドラマで描いたベスト&ロングセラー。待望の文庫化。