明治7年。15歳の服部金太郎は、東京の洋品問屋・辻屋の丁稚として働いていた。主人の粂吉は、その商人としての資質を評価し、彼を辻屋の一員に迎え入れようとする。だがそんな思いとは裏腹に、金太郎は高価ゆえに持つ人の限られていた時計に目をつける。鉄道網の発達により今後「正確な時間」を知ることの重要性が高まると見抜いていたのだー。世界的時計メーカー「セイコー」創業者の一代記。
M&A取引に有効なリスクヘッジ策!!明日から使える表明保証保険の手引。M&A・保険の両実務に精通した著者が、M&A保険に関する素朴な疑問をQ&A形式ですらすら解決します。初版の情報(2020年)を最新情報(2023年)にアップデートし、さらに、費用・利益保険普通保険約款と表明保証保険特約(買主用)の一例を資料に加えました。
あしたの散歩が、今日よりもっと楽しくなる、いちばん身近な100種の図鑑。公園やお庭、街角で出会える身近な樹木を選抜。街なかでの樹木の姿がわかる、読んで楽しい解説が満載。
鉄道をもっと盛り上げるヒント。
大の猫好きのみなさん、今夜は夜っぴて読書にいそしみましょう。この本には、約620匹の猫が載っています。全部探せるかニャー?
「育てられる野菜の基本は年間32品目。最小限の広さと労力、時間、コストで、最大限の収穫を得る。それが一坪ミニ菜園のメソッドだ」。ちょっとしたスペースを活かして、楽しみながら実践できる野菜づくりのノウハウを詳しく紹介します。
将軍家と幕閣たちが企てた闇の事件簿の裏側に迫る!改易、御家騒動、暗殺、刃傷、幕府転覆…。江戸300年の泰平の世の下、謎の事件の真相が今解き明かされる。
海、山、川、季節の風景…見逃せない絶景スポットを紹介。
2022〜2023年の2年間の日々を書き綴った104本のコラム日記。そろそろ傘寿を迎える筆者は、老いてますます元気である。本書は、ヴィラデストガーデンファームアンドワイナリーの公式HPで、毎週、月曜日に更新されているブログ、『玉村豊男の「隠居の小言」』を、さらに読みやすくまとめた。
郷土ゆかりの作家、地域に根ざした収蔵品、全国の美術館にはその土地を知る魅力がたくさん。もっとアートな旅を楽しもう!
博物館や植物園に勤めてきた植物学の専門家が、知られざる植物のすがたや魅力を伝えます。「昆虫のオーダーメイドでできた花」「同じ水草が姿形の異なる葉っぱをつけるワケ」「敵を死にも至らしめる、植物の化学兵器」「植物はなぜ毒をもつ?」などなど、植物観察がいっそう楽しくなる全83編の特別レクチャー。読むとおどろき、花や草木を見る目が変わる知識や視点が満載です。
詩人・尾崎喜八は山との出会いによって「新たな精神的支柱」を得て、山や高原の自然の中へ発見の旅に踏み出す。そして生まれた数多くの詩、『山の絵本』をはじめとする紀行・エッセーは、山の文学に新たな価値を生み出し、生の悦びと人間存在への愛情、詩と音楽の調べに満ちた豊穣な世界は多くの登山者を魅了した。『山の絵本』『雲と草原』のほか、晩年の作品まで、山岳紀行・エッセー四十一篇、詩六篇を収め、詩人の心で描いた山を味わう。
私たちは、なぜ嫉妬という感情を手放すことができないのか。嫉妬感情は、政治や社会生活、とりわけ民主主義とどうかかわっているのか。嫉妬にかんする古今東西の言説を分析しながら、この「厄介な感情」を掘り下げて考察。
北アルプスを流れる黒部川の岸辺に位置する薬師沢小屋。長年、電波も届かない山奥で暮らす著者が、小屋開けから小屋閉めまでの時間軸に沿って、リアルな山小屋ライフをイラストとともに紹介。黒部源流の歴史、大自然の美しさ、小屋を訪れる人々や動物との触れ合いなどを描いた楽しいエッセイの数々。文庫化にあたり、支配人昇格後を綴った書き下ろしの原稿と新規イラストを収録。
ありがとうベニシア。あなたがいない日々に想う。病気が進行する64歳から亡くなる72歳までの8年間の最期の足跡を、夫である梶山氏がつづったエッセイ集。