なぜ眠くなるのか、どうして夢を見るのか、どのくらい眠れば健康的なのか…睡眠をめぐる疑問はつきない。脳と眠りの関係、体内時計の働き、夢や金縛りなどのトピックから、人間にとっての睡眠の意味を解き明かす。さらに不眠症や過眠症の実像、うつ病と睡眠の関連など、睡眠と健康についてわかりやすく解説。長年臨床の現場に立ってきた第一人者が、最新成果を踏まえて、人間学的にアプローチする睡眠学入門の決定版。
1991年12月29日午後8時ころ、小笠原諸島沖で、暴風雨のために外洋ヨットレースに参加していた「たか号」が突然転覆してしまった。巨大な崩れ波だった。そして艇長の死。残された6名は、救命ボートに乗り移り、あてどない漂流がはじまる。しかし、クルーは衰弱して、次々に死んでしまう。27日間にわたるこの壮絶な闘いは、たった一人生きて還ってきた著者が、仲間たちのために書き残した鎮魂の記録である。
日本で見られる野鳥の中から520種を約2300点の写真と解説で紹介。
ミンスキーの金融不安定性仮説を拡張・応用し、サブプライム危機など近年の金融危機に理論・実証の両面から迫る。ポスト・ケインズ派経済学の新たな地平。
建設会社、コンサルタント会社、官公庁に勤務する技術者を対象に、土圧・支持力算定法や各種擁壁の設計法について解説。平成24年版の道路土工ー擁壁工指針に基づいている。具体的な計算例を多く示し、設計法や数式については、単に羅列するだけでなく、それが成立した背景や前提条件を詳しく解説。あえてオーソライズされていない設計法も紹介している。
極北の村シオラパルクでの極地生活と犬ゾリのトレーニングを終え、植村直己が次に向かったのは、グリーンランドのヤコブスハウンからアラスカのコツビューまで1万2000キロにおよぶ途方もない犬ゾリ行だった。ブリザードに行く手を阻まれ、ソリを海中に落とし、白熊の恐怖におびえ、食糧不足と重労働でハスキー犬たちを次々に失ってしまう。それでも1年半をかけて完全走破した、植村直己の不滅の記録である。
かんたん、楽しい!みんなでできる!介護・福祉の現場で大好評!
借金が多い会社も「継ぎたくなる」会社にする!「継ぎたくなる会社」にするにはどうすればいいのか。スムーズな事業承継とハッピーリタイアメントを実現するノウハウを伝授!
“名作”は一生のたからもの。これだけは読んであげたい定番のお話&秀作。児童文学界の第一人者が選んだ、至高の22作品!
歩く、登る、持つ、運ぶ、介護…疲れない、けがをしない、肩こり・腰痛に効く、誰でもできる目からうろこの生活術。
北アルプスにはいくつかの地質ミステリーがある。たとえば梓川には失なわれた清流伝説があり、高熱の火砕流で四方を焼き尽くした槍・穂高も火山噴火の謎に包まれていた。そうした北アルプスの造山構造に、「地質探偵」原山教授が踏み込み、従来の学説をくつがえすような最新の成果が解き明かされる。探偵ものにはつきもののワトソン役は、長年の友人であるライターの山本明が担当し、地質探偵ハラヤマとともに謎の解明に当たる。