古代世界最大の自然誌事典『博物誌』全三七巻は、ローマの博物学者プリニウスが著した途方もない大百科事典だった。そこには、怪獣、毒草、宝石、昆虫、不思議な種族、宇宙など、プリニウスが伝聞するか、奇想天外な想像力で楽しんだ記述があふれている。澁澤龍彦はこの大著に魅せられて、幻想と想像の異世界へと私たちをいざなう。古代の驚異の世界を知るための名著。
不妊の補助的な医療として始まった生殖補助医療=ART。その技術が、生命操作にまで介入しようとしている。これは、子孫繁栄という人類普遍のニーズに応える福音か。それとも、不自然な欲望を掻き立て、新たな苦悩を与えるモラル・ジレンマの始まりなのだろうかー。生命倫理の視点から、私たちの人間観や家族観、親子関係に与える影響を考える。
日本に自生する約750種類(亜種・変種・品種含む)の高山植物を生態写真のほか、花や実などのグローズアップ写真で紹介。亜高山帯以上に生育しているものを原則掲載、山地帯に生育する植物もいくつか収録している。
単独登山のための実践テクニック。
神戸大学法学部と経済学部による連携講義を再現!「エコノリーガル・スタディーズ」とは…?法学と経済学、両方の知識と考え方の基礎を学び、その共通点と相違点を意識しながら、両者を活かして、さまざまな社会問題の解決に貢献する、「複眼思考」を身につけるための学問です。
裕福な夙川の造り酒屋に嫁ぎ、穏やかで優しい夫と何不自由ない新婚生活を送る沙美子。気難しい姑と、我が侭な義理の妹との日々は、窮屈ではあったが、充実しているはずだった。あの青年が現れるまではー。きらびやかな筆致で綴られた、狂おしいほどの秘めたる恋の行方。田辺文学の最高峰が鮮やかに復刊。
イギリスに着いたときにまともに話せたのは、たったの3フレーズ!英語を勉強しても「話せない」日本人に最適!ニュアンスの違いやネイティブっぽい言い回しを図解などでやさしく解説します。
アジア・アフリカ・中南米…一冊まるごと個性派かえるを集めました!
ドラマでは描かれない捜査のリアル!現場30年の元刑事だから書けた、ほかでは読めない裏のウラ!
なぜ何万匹ものホタルの明滅が完全に揃うのか…etc.驚異の現象「同期」の謎を解く。
古墳ブームの牽引者・まりこふんが初心者向けに古墳をレクチャー!
渓流釣りの世界で、数々の優れた文章を記してきた白石勝彦の代表作。四〇〜五〇センチの大イワナを求めて、山深くまで入渓した、昭和三七年〜四七年までの昭和源流釣行記。北海道や飯豊・朝日連峰の難渓を中心に、一一本もの釣行記を収録。沢登りルートとしても困難なルートが多く、登山ルポルタージュとしても読める。失われつつある貴重な「山」の記録でもある。
時を計ること、その道具(時計)を作ること、そしてその精度を高めることは、政治や産業、科学技術と常に関わり大きな影響を及ぼしてきた。時代と共に1秒の定義も変化している。1秒を計る技術の最前線に迫る。
亭主の目線から見た写真で、所作が圧倒的にわかりやすい!さまざまなアングルから撮影された映像は本書ならでは!今までにないきめ細やかで実践的な表現と内容!