北東稜から初登頂を目指した北海道山岳連盟隊のミニャ・コンガ。頂上直下で1人滑落、さらに下山中、1本のロープで結ばれた7人が、目前から忽然と消えてしまう。クレバスに落ち、死を覚悟したものの、著者はかろうじて生還する。13年後、友人が4遺体を氷河で発見するが、その友もまた消息を絶ち、ミニャ・コンガの氷河に消えてしまう。死を悟り生を知ったミニャ・コンガの20年ー。
ふるさとの山をオールガイド。大きくなった地図で内容充実。体力度は共通の算出方法で統一。チェックポイントの写真を倍増。
「山岳遭難は他人ごと」ではない。人が自然のなかに入る以上、それは突然、どんな人にも等しく、起こり得ることである。「もしも」のために知っておくべき登山者必修の知識と技術を紹介する。
一九五五年に刊行された、串田孫一の最初の山の本。ひとたび遠ざかることによって純化され、結晶した「若き日の山」は、山の文学に新たな地平を開いた。詩人の愛情、哲学者の思索、登山家の情熱をもって綴った三十六篇の美しいエッセイに、戦前の山の記録を加え、待望の文庫化。
大きくなった地図で内容充実。体力度は共通の算出方法で統一。チェックポイントの写真を倍増。
大きくなった地図で内容充実。体力度は共通の算出方法で統一。チェックポイントの写真を倍増。
YouTubeで人気のパフォーマー&数学講師が語る、身近な“不思議”が解ける40の面白話。数学に秘められた魅力と魔力が味わえる本!
日本最強のパワースポット106ヵ所を紹介。パワースポットの原理を初めて説き明かす。
明治から大正、そして太平洋戦争前後にかけて、仏教の経典を求めて、あるいは僧院での修学に、そして国の密命を帯びて、鎖国状態のチベットに密に潜入した十人の日本人がいた。彼らの行動を、新発見の資料と現地を含めた取材で探った異色のドキュメンタリー。当時のチベットの特異性と歴史に翻弄された日本人の稀有な体験が、詳細に綴られる。上下巻の親本二冊が、一冊の文庫に再編集された。
日本国内で見られるおもな木の葉っぱ約550種類をくらべて紹介。似ているもの同士を見くらべられて、ちがいが一目瞭然!
得体の知れぬ大魚が釣り人を待ち受ける、底なし淵。ぬめぬめと光るマムシに守られた、尺イワナ湧く渓。昼寝の最中に現れては消える子どもたち。夕暮れの渓にきらめく蛍の乱舞と、かすかに聞こえる女の声。そして、遠野郷の奥深くに暮らす一家の明かされない謎。岩手の渓流で、釣り人が体験した奇妙な出来事の数々を、みずみずしい筆致で綴った傑作エッセイ集。巻頭には、夢枕獏氏が特別に序文を寄せている。