新時代のハイファイセット、ドリカムの三作目。ビートを強調、ハーモニーは控え目というところが新時代的だが、日記的な日常体験の共有幻想は、ニュー・ミュージックの伝統を継承してはばからない。やはりニュー・ミュージックは死んでいない。
2002年12月25日に渋谷公会堂で行なわれた10周年記念ライヴを収録した5枚組。全49曲、MCもノーカットの大サービスだ。ジョンBチョッパーら、旧メンバーの参加も長年のファンには嬉しい限り。ベーシスト5人が競演した「ガッツだぜ!!」は圧巻。
日本で絶大な人気を誇るオランダのジャズ・トリオがリリースした14枚のアルバムから、ヨーロッパの微風を運んでくる珠玉の名作をピップアップしたゴージャスなコンピ。透明感のある美しいピアノの調べと、心地よいスウィング感が優雅なひと時を約束する。
一足先にでたアースの「ダンス・トラックス」の対になるバラード集。アースのバラードは、フィリップ・ベイリーとモーリス・ホワイトのリード作2つがあり、ともに聴き応えがある。バラードでも定評があるだけに、ベスト・アルバムとも捉えられる。
1972年5月発表。忌野清志郎のほか3人編成によるデビュー・アルバム。アコースティック・ギターをかき鳴らし、リアルな歌を聴かせるユニークなスタイル。「ぼくの好きな先生」ほか収録。
1999年発売のタイトルのデジタル・リマスタリング盤。日本が世界に誇るニュー・エイジ・ミュージック界の重鎮、喜多郎の世紀末を舞台にした壮大な音楽物語が綴られている。