宇宙を過去へ過去へと逆のぼってゆくと、1センチの1000億分の1の1000億分の1の、そのまた1000億分の1の大きさの“量子宇宙”にたどりつく。そこから先へは、もう逆のぼれない。“時間”さえも、なくなってしまうからだ。そのような量子宇宙の研究によると、宇宙は一個ではなく、無数の宇宙がワームホールで結びついているのだという。そのワームホールのことを“ベビー宇宙”ともいう。本書は、ホーキングを旗頭として目下進行中の量子宇宙論に関する、興奮にみちた平易な入門書となっている。
暦は天文学の諸分野の中でも長い歴史をもち、人間の日常社会生活に深くかかわってきた。この本はその暦を含めて実地天文学で扱う広い範囲の情報・地識を、それぞれ使いやすい数表の形にした“永久保存版”基礎データ集成である。
100のチェック・ポイントでビジネスIQを高めて人生を楽しむマジック・バイブル。
計算機の持つ万能なシミュレーション能力を十分に活用するために、対象領域をいかにモデル化し、ソフトウェアとして表現するか、本書では、そのために最も有効な概念としてオブジェクト指向の考え方を導入する。また、型、型多相、分散システム、仮想状態/時間、並列オブジェクトシステムなどの概念を詳しく説明し、オブジェクト指向に基づくソフトウェア設計にとって必須の基本概念と適用について明快に解説する。
もっとリラックスして「遊び感覚」で取り組めば、あなたの企画はグンとアップする。毎日の暮らしの中で楽しみながら実践できるプロの企画発想作法。
丸を四角にする?ビーチボールをひっくり返す?ゴムと旅行の関係?異次元の姿?数学島でくりひろげられる不思議の数々の体験ツアー。
本書は、非線形有限要素法による構造解析を行うに当って必要となる連続体力学の基礎を、種々のテンソルの解釈と詳細な式の誘導を示しつつまとめたものである。また、本文中には164問の例題と解答を挿入することにより、初学者が挫折することなくテンソルの概念と操作を習得し、自然と連続体力学へと入ってゆけるように工夫してある。
19世紀末から第一次世界大戦にかけての、科学技術と文化における飛躍的な革新と、それにともなう時間・空間にかかわる認識と経験の変化を論じた『時間と空間の文化』の前半。電信・電話、無線通信、X線、映画、自転車、鉄道、飛行機などの発明と発見、意識の流れの文学、精神分析、キュビズム、相対性理論、時間論の哲学などの展開は、人びとの時間認識・経験にいかに直接的に、あるいは間接的にかかわったか。広範な分野の資料を提示しながら、目には見えない“時間”の姿を描き出す。
本書は、ウェーブレット解析の入門書である。ただし、つねにスプラインーウェーブレットと時間周波数解析に重点を払いながら記述してある。
「ニュートンと鉄仮面」から「アインシュタインの謎の遺言」まで、「神と悪魔の物理学」と格闘した人々を、興趣豊かに描いた書き下ろし科学エッセイ。
上巻『時間の文化史』につづいて、本巻では「形状」「距離」「方向」の位相を軸に、哲学や科学・芸術における伝統的形状の破壊、私的空間の公的空間による侵害、世界の狭小化による国際主義の機運と植民地主義の膨張、上下軸の方向感覚の誕生などが取り上げられる。さらに、上下巻を通じて論じられてきた時間・空間認識の変容が収斂したものとして第一次世界大戦を位置づけ、開戦にいたる経緯と戦闘形態の新しさを明らかにする。あらゆる文化現象を時間・空間の機能としてとらえる壮大な試み。
売り上げを3倍、10倍と伸ばし、目標を必ず達成するための、奥城流「黄金の法則」。
人間の視覚・知覚、感性などの特性から、設計の基本的な単位・寸法のこと、災害防止や環境との調和にかかわる、人間・集団の行動法則、人口と密度の関係に至るまで、建築と人間、空間と人間に関するあらゆる問題を、長年の調査・研究をもとに考察し、空間デザインに必要な要素・手法をビジュアルに説明。