江戸の一日は明け六ツの鐘の音とともに始まり、大奥の御錠口も長屋の木戸もこの時刻に開く。今の午前六時ごろ、将軍の起床する時間でもある。老中などの重職は午前十時には登城し、そのころには銭湯や本屋が開く。江戸城を中心として八百八町に生きた、あらゆる階層の人びとの、時々刻々の息遣いまでが聞こえるように、時代・風俗考証を徹底した社会史の傑作。
本書は目まぐるしく変わる状況のなかで、会社の人事・労務・総務部門がいまやるべき仕事・これから必要になってくる知識とはなにか、を体系的に整理しました。基礎知識・実務知識はもちろん、人事・労務に関する最新情報も満載。欧米の新しいルールやシステムを紹介するだけではなく、日本の会社風土にあったものを厳選し、かみくだいて紹介しています。
準備、計画、分析、実行、調整、定着まで、ベンチマーキングを効果的に実施するノウハウを体系的に示す。また、プロジェクトを進める際の指導と管理、教育・研修についても詳しく解説。企業事例も多数収録。巻末には文献・情報源リスト付き。
むらと都市は異なる原理で…食と農は同じ原理で…四十年にわたる農村巡礼のなかに、都会育ちの著者が感受した異と同のハーモニー。
アメリカ物理学会賞受賞の著者による全米ベストセラーの超話題作!!何も抜け出せないのに蒸発していくブラックホール、時間が消滅し空間が泡になる特異点、謎に満ちたワームホールー歴史・理論・逸話が奇跡のように融合したスリリングな物語。
一杯のお茶のぬくもりと立ちのぼる香り。人が最もやすらぐ至福のひとときに誘われて、著者は旅を重ねる。北京の茶館。モンゴルの乳茶。ウズベキスタンの伝説の茶袋。スイスのハーブティー。香港のアフタヌーンティー。スコットランドのハイティー。そしてふるさと出雲の茶…。ティータイムの楽しみ方は、文化の豊かさを物語る。秘伝の飲み方、喫茶にまつわる歴史、銘茶を育む風土を訪ね、人々の忘れがたいもてなしに出会った。暮らしにとけこんだ『お茶の時間』をともに味わう、喜びにみちた紀行。
文法を学び辞書を引いても、自分の考えや気持を自然なスペイン語で話し、書くのはむずかしい。本書は重要な表現(願望、好き・嫌い、時、場所、目的など200項目余り)を網羅。スペイン語のニュアンスや使われる状況について、ていねいな説明を加え、生き生きとした例文を添えた。詳細な和→西、西→和索引付き。
本書は連続時間信号と連続時間システムおよび離散時間信号と離散時間システムの全般の演習書である。
本書は、文章の達人・井上ひさし氏が作文の書き方をていねいに伝授。この一冊であなたも文章家になれる。作文添削指導付き。