心の豊かさのものさしである「観光」を、文化経済学の視点で読み解く。“観光とは自然、文明、文化を消費する行動であり、地域や一国の経済を支える役割も持つ”。
よりよい人間関係を築くための第一歩は「聞く」ことから。あなたも今日から聞き上手。ここが違う!「聞き方」の極意。
地形学の工学、それも土木・建築工学に深くかかわる分野が「地形工学」である。日本応用地質学会は地形工学およびこれに裏づけられた地形分析が今日の重要技術であるとして、応用地形学研究委員会を平成7年に発足させた。この委員会に現場の技術者と大学の研究者が集い、地形と地質の相関について現場経験の交流と討論を行ってきた。この過程で成果を留めておくのは惜しいとの声が高まり、本書は、その成果の一部を公表したものである。
ランチェスター戦略は、空中戦における損害量の計算法則から導きだされた「競争の科学」です。第一次大戦中、イギリスで生まれたこの軍事戦略は、アメリカで大系化され、日本で完成されました。本書では、ひとつひとつの項目を文章とマンガで丁寧に説明しています。
ベルクソンの哲学的出発を告げた時間論の古典的名著。「意識に直接与えられた」現実を純粋な時間的持続とみなす立場から、自由の決定論と非決定論の双方を“時間の空間化”として批判した。時間意識の緻密な分析を通して具体的現実の復権と真の自由の顕彰を図った20世紀初頭の思想動向を代表する記念碑的労作である。新訳。
地震学は地震とそれに関連する現象を研究する学問であるが、大別して、地震の発生に関連する問題と、地震波とそれによる地球内部構造探求の問題を扱っている。前者の研究には後者の知識が不可欠であるし、さらにこれらの基礎として、地震動の測定や弾性の理論などがある。本書は以上の比較的狭い意味での地震学について、基礎的な知識を記述したものである。地震学を学ぼうとする学生諸君の入門書となることを目的としているが、地震学に隣接する分野の研究者の方々、あるいは企業や官庁で地震に関連する業務に携わっている方々などにも参考になる。
本書は、著者が岩手県花巻市の私立花巻東高校の全校生徒とその父兄の前で行ったものを、加筆修正したものです。
本書では、中上級の範囲を日本語能力試験2級以上のレベルとし、必要な文法項目を43のセクションに分けて解説。その中の多くは、初級編の個々のセクションの記述を受け継ぎつつ、さらに高度な内容を扱ったものになっている。
本書は、単語やフレーズを指さしながら会話ができる本です。実際の会話の場面で話し相手に興味を持ってもらうための工夫がいたるところでなされています。言葉の一つ一つは、使うためはもちろん、現地の人たちに“ウケる”ことも考えて選ばれており、イラストも興味をひくために盛り込みました。第1部「指さしシート」は、見たいページがすぐに開けるよう、状況・項目別に分類されています。各単語には、できるだけ実際のネパール語の発音に近い読みがなを付記。第2部は、ネパール語の基本知識、文法や会話のコツなどコミュニケーションをさらに深めるためのページを収録。第3部は便利な辞書形式の単語集(日本語→ネパール語)で、約3000語を収録しています。
大学初年次向けの物理学の入門書として世界的に広く利用されている名著の第6版「力学」の部分の翻訳である。物理学の教科書・参考書は数多く存在するが、わかりやすく丁寧な記述という観点からは群を抜いている。基礎となる考え方が、平易な文章で丁寧に説明されているばかりでなく、随所にチェックポイントや例題が数多く盛り込まれており、正しく理解しているかどうかを確認しながら読み進めることができる。身近な例、学生が興味もつであろう風変わりな例、現代の科学技術に関わる例、さらにはきれいなカラー図版と写真が豊富に取り入れられており、少しでも多くの学生に物理を学んで欲しいという著者の意気込みが表れている。
当たり前のことが出来れば、仕事も人生も絶対に成功する、という52歳・志村けんが、本気になって語る「ビジネスと人生の極意」。
この本には、よくもこれだけの成功例を集めたものだ、というくらい有名無名の成功者たちの“生き方と成功パターン”が示されている。そして、そこに共通するのは、この小さな“プラスの習慣”が身につくかどうかで、すべてに天と地ほどの大差がついてしまう。あなたに成功を保証するこの本の10の習慣は、すべて「朝、顔を洗う」のと同じくらい簡単に身につくことばかりである。
市場化が進展する中、現代の経済社会を多角的に理解し構想していくために、ロック・ヒュームからスティグリッツまで、経済学・経済思想を歴史的=重層的に捉えた最新のテキスト。
本書は、単語やフレーズを指さしながら会話ができる本です。実際の会話の場面で話し相手に興味を持ってもらうための工夫がいたるところでなされています。言葉の一つ一つは、使うためはもちろん、現地の人たちに“ウケる”ことも考えて選ばれており、イラストも興味をひくために盛り込みました。第1部「指さしシート」は、見たいページがすぐに開けるよう、状況・項目別に分類されています。各単語には、できるだけ実際のデンマーク語の発音に近い読みがなを付記。第2部は、デンマーク語の基本知識、文法や会話のコツなどコミュニケーションをさらに深めるためのページを収録。第3部(日本語→デンマーク語)・第4部(デンマーク語→日本語)の単語集は、便利な辞書形式でそれぞれ約2500語を収録しています。
本書は、確率論の基礎から応用確率論までを、理工系学生にとり重要な事項にしぼり解説した入門テキストである。確率の初歩から入り、工学上特に重要な確率分布関数や確率過程へと解説をすすめる。さらに、確率論と確率過程の応用として、待ち行列、フィルタ理論、情報理論について説明を加える。確率現象から情報・通信さらに物性論に現れる興味ある例題を多くとりあげ、直感的に理解できるよう十分に配慮されている。