70年代から2000年に至るまでの、資生堂のTV-CMキャンペーン・ソングを集めたアルバム。なかでも桃井かおりが歌う「メイク23秒」は、当時シングルとしてリリースされなかった貴重モノ。ちなみにもう1枚、同様コンセプトの“白盤”がある。
楠瀬誠志郎の初の2枚組コンプリート・ベスト。全曲本人による選曲&監修で、「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」のライヴ・ヴァージョン(初商品化)も特別収録したファン必携作。
大ヒットを記録したRPGのオリジナル・サントラ。改めて聴き直してみると、いかに1曲1曲に深い意味合いが込められているかわかる気がする。これはもう映画音楽以上の出来ばえ。ジャケットに譜面が掲載された「回想」は、作曲者本人が語る以上に名曲だ。
ガンダムシリーズも今回で15周年を迎える。本作品のコンセプトはエンターテインメント。音楽もそれにあわせ、田中公平がガンダムファイトが盛り上がるべく、娯楽性にとんだ刺激的な楽曲を展開している。
グラスを片手にゆったりと過ごす至福のひとときを表現する、大人のムードや高級感が漂うウィスキーのCM。本盤は、そこで使用された音楽ばかりを集めたもので、くつろぎの時間にピッタリ。
往年の名曲をスーパープライスで!
永遠のアイドル松田聖子のデビュー25周年を記念したベスト・アルバム。ファンからのリクエスト上位曲に、「あなたに逢いたくて」の新録を加えた全14曲。厳選された楽曲だけにまとまりがある。
ソニー時代の代表曲、全16曲を収めたベスト盤。「黒く塗りつぶせ」「ゴールドラッシュ」などのR&Rから、「時間よ止まれ」や「長い旅」といったバラードまで、ヤバクてカッコイイ、永ちゃん流ロックに浸れる1枚。
ついに出た。死ね死ね団のテーマが聴けるぞ。音楽は青春歌謡の鬼=北原じゅん先生。大胆なロック感覚が歌謡魂によって発揮され、特筆すべきはたんまりインド音楽が導入されていることである。そこに邦楽、及び中国風味さえ入っている。激珍味。
多種多様なアニメの主題歌を集めた作品集の2作目。前作はオープニングだけだったが、今回はエンディングテーマもいくつか収録されている。多くのユーザーの意見を取り入れようとする、作り手の姿勢は好感が持てる。続編が楽しみなシリーズだ。
年末恒例、ユーミンの新譜です。今回のテーマは“傷つく勇気を応援します”ということだそうだが、さすがにうまく作り込まれたサウンドと詞が詰め込まれている。またまたバカ売れしそうだ。といっても今回はちょっと煮詰まり気味かな?
ここ日本でもっとも重要な世界遺産のひとつである矢沢のパフォーマンスを、21世紀の人々にも伝えるべく編纂されたライヴ・ベスト。これから矢沢道に入門したいと思っている人にも最適な音源集だ。
スクールメイツ出身の森口博子が今までリリースしたシングルをひとつにまとめて発売。タレントとしてのイメージも強い彼女だが、デビュー15周年のキャリアをもつ実力派だ。未発表曲も収録。
日本テレビ系アニメ作品のサントラ盤。オープニングにはあの名フォーク・デュオ「古井戸」を起用、エンディングはマキシマム・ザ・ホルモン、アニマルズと異色だ。タニウチ・ヒデキによるインスト曲も収録。
すべてのアルバムがランキングの首位を飾った『SOLEIL』から『Kiss』までの3枚から収録された2枚目のベスト・アルバム。シングルに頼らず達成された完成度の高さが凄い。
新時代のハイファイセット、ドリカムの三作目。ビートを強調、ハーモニーは控え目というところが新時代的だが、日記的な日常体験の共有幻想は、ニュー・ミュージックの伝統を継承してはばからない。やはりニュー・ミュージックは死んでいない。
『ゴジラ』『日本沈没』から『ブルークリスマス』まで、東宝特撮映画黄金時代のサントラを集大成した決定盤を10枚組にて。初CD化音源を多数収録しており、80ページのブックレットも魅力。