兵庫県芦屋市。定食屋「ばんめし屋」を訪れた中学生の少女。その目的は「幽霊に会うこと」。元俳優で店員の海里たちは困惑し、幽霊などいないと嘘をつく。しかし彼女の会いたい幽霊とは、幼い頃亡くした父の霊だった。一方、海里はテレビ番組のCMで、作家の淡海が海里をモデルに書いた小説が完成したことを知る。しかも淡海が、モデルが海里であることを明かし、さらに驚きの発言をしたことで大騒動となり…。大波瀾の第11弾!!
芦屋の小さな定食屋で働く、元イケメン俳優の海里。今の夢は、街のカフェ兼バーで、憧れの人と新たな舞台に立つことだ。そんなある日、海里は事故で視力を失った女性、瞳と出会う。彼女を気遣ったつもりが、返ってきたのは意外な反応。一方、店長の夏神には、昭和のレシピ再現メニューについて取材依頼が。しかしかつてのトラウマから消極的な夏神を、海里は残念に思い…。思いやる気持ちが行き違う、お料理青春小説第13弾。
兵庫県芦屋市。夜から朝まで開店の定食屋「ばんめし屋」は、元俳優の海里と店長の夏神、英国紳士(本体は眼鏡)のロイドで営業中。急に「京都に行きたい」と言い出したロイドに、夏神は3人での京都旅行の提案をする。京都では、海里の俳優時代の後輩・李英も合流。彼は社会勉強のため、便利屋でバイト中らしい。後日、海里は李英に頼まれ、事故死した青年の遺品整理を手伝うことになり…。じんわり泣けるお料理青春小説第7弾!
兵庫県芦屋市。この街に、定食屋「ばんめし屋」はある。夜のみ営業、メニューは日替わり一種のみ、幽霊すらも常連客…。この不思議な店で、元イケメン俳優の五十嵐海里は、ただいま料理修業中。芸能人としての挫折を乗り越え、常連客で小説家の淡海とも仲良くなり、順風満帆、と思いきや、後輩の若手俳優・里中李英が店を訪れたことで、再び嵐に巻き込まれ…。人の優しさと美味しいごはんに癒される、泣けるお料理青春小説。
疲れた心が元気になる、夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」。芸能界を追われ、故郷の芦屋にあるこの店に駆け込んだ元俳優の海里にも、新たな春が訪れた。海里の師匠で店長の夏神は、辛い過去から踏み出すためにリハビリ中。海里自身は、料理への興味と、俳優という職業への複雑な感情を持て余し気味。そんな時、隣の警察署の刑事、仁木から、ある木版画家の悩みについて相談され…。笑って泣けるお料理青春小説、新章開店!
夜だけ開店、メニューは1種類。海里が働く芦屋の定食屋「ばんめし屋」に、迷惑な酔客が現われた。カラフルな髪色の彼女、レイナは、海里の役者時代のファンだという。しかし彼を見て失望し、品切れのトンカツを食べたいと言うなどやりたい放題。聞けば「人生最後の夜に、憧れの人に会い、大好物を食べたかった」らしい。実は彼女は地下アイドルで、未来に絶望していて…。海里の新たな挑戦にも胸躍る、お料理青春小説第14弾!
今日の夕飯どうしよう…を解決する、11人のリアルな写真日記です。憧れセレブ系夕食、ひとり暮らしの時短夕食、節約&健康的な一汁二菜夕食、子どもが喜ぶお肉系夕食、カフェ系夕食…etc.見て、楽しんで、早速まねしたい。6000軒の晩ごはんに突撃したヨネスケさんインタビュー。
若手イケメン俳優の五十嵐海里は、ねつ造スキャンダルで活動休止に追い込まれてしまう。全てを失い、郷里の神戸に戻るが、家族の助けも借りられず…。行くあてもなく絶望する中、彼は定食屋の夏神留二に拾われる。夏神の定食屋「ばんめし屋」は、夜に開店し、始発が走る頃に閉店する不思議な店。そこで働くことになった海里だが、とんでもない客が現れて…。幽霊すらも常連客!?美味しく切なくほっこりと、「ばんめし屋」開店!
イノシシのセイです!前回世界樹を倒壊の危機から救って主神オーディンさまから英雄認定されたけど、結局ご飯になって生き返る毎日は相変わらずです…ひどいや!まあブリュンヒルデさまをはじめ、戦乙女9姉妹との距離が近くなってきた(気がする)のは嬉しいけどね!でもそんなある日、9女のロスヴァイセさまが巨大な狼へ変身する神技を失敗したショックで引き籠ってしまわれた。“狼のことは狼に聞け”。そう考えたボクは、一吠えで島一つを吹き飛ばすという魔狼“フェンリル”に会うべく、ブリュンヒルデさまたちと共に出発する。待ってて下さいロスヴァイセさま!あなたの心は、このボクが救ってみせます!第22回電撃小説大賞“金賞”受賞作の『やわらか神話』ファンタジー第2弾!
兵庫県芦屋市。元俳優の海里の職場は、夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」。人間だけではなく幽霊も常連客という不思議な店で、それなりに楽しく働いている海里だが、近頃気になる事があった。誰かの気配と視線を感じるのだ。気のせいと割り切って、後輩の李英と芝居を観に行った帰り、海里は「シネ」という言葉とともに突き飛ばされる。その犯人は、視線の主である「重い女」の幽霊、フミで…。癒し系お料理青春小説第9弾!
小説の執筆に追われていても、日々の晩ごはんは欠かさない!TVの料理番組の優良モニターと化しながら、亀と親しみ、劇場に出かけ、乗馬を楽しむ。直木賞作家の日常をあますところなく綴った、公式ホームページの日記が文庫オリジナルで初登場。ガラパゴス旅行記も収録。
くらくさみしいやまのなか。おなかをすかせたやまおとが、まよいこんだいえには、いったい、だれがすんでいるのでしょうか。
大好評のブログ日記『今朝子の晩ごはん』の文庫化第二弾!のんびり過ごすつもりで、ガラパゴス旅行から帰ってきたら『吉原手引草』で直木賞を受賞!嵐のような取材と怒涛の出来事が続く、2007年下半期の日々の出来事と「晩ごはん」の記録。
体重12キロ減。体脂肪10%減。12年間リバウンド知らず。20代のあなたも、50代のあなたも、1ヶ月後には痩せる&若返る!“毎晩の豆腐”が、「キレイ&健康」のもと!50歳になってからきれいに痩せた、ダイエットマニアの驚きの記録。
とある下町の寄席「八百万亭」は、不思議な現象が尽きず「おばけ寄席」と評判。その軒先の軽妙な太鼓に惹かれた青年・晴坊は、皆に煙たがられるおばけに出会う。寄席の主人に差しだされた玉子サンドの誘惑に負け、見返りにそのおばけ・寄席わらしのフクちゃんのご飯係「特座」となった晴坊。彼は兄弟子から「ドヘタ」と怒鳴られながらも、落語を糸口に桜の海苔巻きを作ったりと、慣れない料理に奔走する。その前向きな姿は寄席の皆にも伝わり始めー!?いつか高座に上がることを夢見る、人情深く温かい寄席ごはん。
繰り返し作ってたどり着いた究極の定番レシピを初公開!やみつきにさせる味、50連発!
芦屋の定食屋「ばんめし屋」。節分の恵方巻きを振る舞う店員の海里と店長の夏神のもとを、作家の淡海が訪れた。彼は海里が小説のモデルであると発表し、騒ぎになったことを謝罪。そして罪滅ぼしのように、海里にオーディションを提案する。それは小さな店で行われる、往年の人気女優との朗読舞台。一方夏神は、昔懐かしい料理を復活させ、看板メニューにすべく動き始めるが、厄介な幽霊が現れ…。心震えるお料理青春小説第12弾。ポークチャップのレシピつき!