創業者、本田宗一郎の夢、“F1育ての親”川本信彦、“優勝請受人”桜井淑敏、“年間最多勝利監督”後藤治らF1を愛し、F1に賭けたホンダの男たちの燃えるような闘魂、緻密にして大胆な戦略、奥深いエピソードには、人を引きつけずにはおかないドラマがある。そのドラマを通じて、ホンダという企業を描き、その起爆力となっているチヤレンジ・スピリット“ホンダ魂”を探ろうとしたのが本書である。
71年発表の2作目。前作同様、細野、松本、鈴木というはっぴいえんどの3人が参加。「シーサイド・バウンド」を引用した(1)、名曲(2)、ジャグバンド風の(7)など、斬新な発想と個性的な歌声で独自の世界を開拓した“日本のニール・ヤング”の初期の代表作。
一介のサラリーマンが、世界銀行のコンサルタントとして、ガーナ国営企業の再建を任される。猛暑、マラリアと闘い、さらに典型的な官僚組織に悩まされながら、3年あまりで経営を軌道に乗せた男のロマンの記録。
今、熱い風が吹いている。父(宝田明)に向かって投げかけた宝賀子のメッセージが、思わぬ波紋を呼んだ。そしてグアムへ飛び、メッセージは映像化した。
本書では20代で起業し成功を手にいれた40人の起業家を紹介。彼らのビジネス発想、行動などから、成功の法則を探る。自分の可能性を信じ、人生を自分のものにすることを願う若きアントレプレナー希望者に贈る最高の1冊。
恋のけじめ、あたしがつける。熱海一の売れっ妓、その誇り高き人生、熱海奥座敷物語。
ぽしぽしぽし…雨だ!雨だ!期待の新人デビュー!みずみずしいタッチで描く、生命のよろこび。3歳から。
「法則」はただひとつ!趙治勲が「地取りこそ厚い」の真の意味を解説。地を取れば薄くなるという固定観念を打破する。
改めて聞かれると誰にも答えられない20の疑問に、2匹のひねくれ猫がズバリ答える“会社解体新書”。
不安やうつうつとした気分から脱出し、人生を肯定しよう。
隠岐に生きる漁師と、国際犯罪に呑まれていくかつての旧友。怒涛を越え対峙する男達の凄絶な運命の廻航-「熱い潮衝」。
彼は異国の地で、薬と酒を飲みすぎて死んだ。…たったそれだけの、新聞の三面記事に数行で表現される事実だけが真実なのであり、それ以外のことは何も詮索すべきではないのかもしれなかった。だが私は、何としてでも、彼の中にあった闇を根こそぎ白日のもとにさらけ出してみたかった。彼が本当に見ていたものを見て、彼が感じていたものを感じてみたかった。そうした、渇きにも似た強烈な思いが私の中にはびこり、だからこそ私は今、この街にやって来たのである。-幸福な日々の中に突然訪れた婚約者の死の知らせ。一年後、死に至る彼の足跡を追って、女はヨーロッパへ向かう。パリ、ブリュッセル、そしてアムステルダムへ。風の中に消えた彼と再び出会うための旅の記録。