親友の駆け落ちを手助けするため、行方を尋ねにきた親友の兄・是永を、時間稼ぎの長距離ドライブに連れ出した海里。良家の育ちで厳格な是永と自由恋愛主義な海里は、相性最悪。苛立った海里は、嫌がらせで是永に誘惑を仕掛け、強引に足止めを図る。けれど海里の挑発に乗った是永に、逆に喘がされてしまった。「もっときみのことを知りたい」。Hの後、予想外の告白をされて、遊びと割り切って関係を承諾した海里。けれど是永は、想像以上に海里に本気で…。大人な恋の駆け引き。
ズーヒール空港に降り立った瞬間、ジャスミンはかつての恋人、シーク・タリクにいきなり連れ去られた。4年前、彼女はある秘密を抱えたまま黙って彼の元から消えたため、タリクの怒りは今もなお収まってはいないのだ。まばゆいばかりの豪華な宮殿に着くや、彼は不遜にも言い放った。「もう逃げられないよ、僕のジャスミン」彼女の体を熱いおののきが瞬時に走り…。ナリーニ・シンの名作『シークにさらわれて』他、人気作家スーザン・マレリーの『楽園の花嫁』、実力派フィオナ・ブランドの『千年の恋』もあわせて豪華収録。
隣国のスルタンの誕生日パーティで、ジャミーラは初恋の人に再会した。少女時代から心ひそかに憧れていたシーク・サルマンー。5年前にジャミーラを誘惑して純潔を奪い、残酷に別れを告げた男。彼は今も悪名高いプレボーイとして自堕落な生活を送っているらしい。いいかげんに彼のことなど忘れようと決意したところだったのに…。目が合った瞬間、サルマンは苦痛を感じたように顔をゆがめたが、すぐにけだるげなまなざしでジャミーラの体を見下ろした。「君はあのときも美しかったが、今は成熟してあでやかな美女になった」値踏みするような態度に怒りを覚えて激しい口論になったのもつかの間、焼き印のように熱いキスでジャミーラは唇をふさがれた。
古典、小説、ミステリー、ノンフィクション、句集、学術書…。対象のジャンルや硬軟に違いはあっても、文字を眼で追う読書という営みに変わりはなく、その結果としての書評は、思いもしない世界を現出させる。『東京大学で世界文学を学ぶ』で知られる優れた読み手でもある著者が、何ものにも妨げられずに読み込み、博覧強記と想像力が変幻自在の小宇宙を映し出す。
肩こり、冷え症、めまい、ドライアイ、不眠…気になる症状や未病をすっきり解消!副交感神経による自律神経調整法。
熱い三人とゆるーい一人、アホ四天王からの入魂メッセージ。
組織改革と事業拡大でグローバル企業を育て上げる現場主義のCEOが各界有志と語り合う、伝説の経営者の知恵と精神。
夏休みは、子どもだけの特権じゃない!キャンプ、夏祭り、花火大会、青春18きっぷ、夏フェス…遠出から日帰りまで、週末だけでも夏を堪能し、おいしくビールを飲むための実践的旅行書!!巻末付録、日本の夏の年中行事カレンダー6月→9月。海派も、山派も、ビール派も。夏を120%楽しむためのアイデア満載!!
エレナは逃げていた。暴力をふるう婚約者から。陸地にいてはきっと見つかってしまう。そう考えた彼女は、豪華なクルーザーの掃除人兼雑用係として働き始めた。だがそこでエレナは、元婚約者よりも恐ろしい男と鉢合わせする。アレッサンドロ・コレッティー悪名高いシチリア名家の跡取りだ。数カ月前、婚約者に連れていかれたパーティで、2人は出会っていた。あのとき、アレッサンドロはエレナをひと目見るなり、「あいつとは結婚するな。きみはぼくのものだ」と言ったのだ!エレナがとうに婚約破棄したとは知らないアレッサンドロは、クルーザーを発進させ、所有する島にエレナを連れ去ったのだった。