1917年、ドイツ大海艦隊を揺るがせた水兵たちの反逆。「胃の腑の問題」をめぐり、対立を深める海軍将校団と水兵たち。そこにくりひろげられる、多様な「抵抗」と「言説」の世界を、日記や書簡・供述調書など、多彩な史料を駆使して生き生きと描き出す。
はじめてインドネシア語を学ぼうとする人のために書かれたテキスト。わかりやすく、無駄なく効率的で、短い期間でインドネシア語の世界に入りきれるように工夫してある。
「かわいいチ○ビの晶くんの、今日の運勢は大吉。昔なくした大切なものを見つけるでしょう」母が他界したのち天涯孤独の身になっていた九条晶。彼の前に現れたのは、その名もナイト。まだ二十歳だというのに海外でステップを繰り返し、助教授に迎えられた天才学者(おまけに占いマニア)の三千院夜人だった!今日も晶は夜人の天使の微笑に誘われて…あっ、熱くなっちゃうの!?待望のおにきゅんシンデレラストーリー開演。
愛する家族のため全力でたたかう神大輔、何があっても夫を信じ続ける来未子、生きることの意味を教えてくれたヤブさん。忘れかけた“絆”を取り戻す感動の物語。TBS系毎週金曜夜10時、感動のドラマの小説版。
翔峰学園高等部・男子部の生徒会長となった矢崎の元に、犬猿の仲の女子部から依頼の手紙が届く。文化祭の美人コンテストでエスコート役の男子を提供して欲しいとのことだった。なにやらきな臭い依頼と、矢崎に対してリコール運動が起こるという妙な噂に操は心中穏やかでない。しかし矢崎はまったく気にする様子が無く、そんな矢崎に苛立つ操は自分で噂をばらまいた犯人を探そうとするが…。2話目では、前生徒会長・橋本と杉本も加わりラブラブストーリー掲載。
1個のボール、一足のシューズ、一枚のカード、一台のカメラ…。それぞれの歴史がサッカーの歴史をつくりあげてきた。そこには大なり小なりの物語があり、人間の息吹が宿っている。そうした数々の物語は「サッカーの玉手箱」に納まり、歳月を経ても風化することなく、みずみずしさを残したまま眠りについている。その玉手箱を開けて、そこから幾つかの物語を掘り起こし、掌にのせてみたのが本書『サッカーの物語』である。
本書では、日本人が親しんでいる日本列島各地の温泉の地質学的環境と、それぞれの成因や泉質を38枚の図と、39の表を補いながらわかりやすく解説し、全体として「温泉の地質学」を理解するための便利な手引書、簡易な辞書ともなっている。
著者はひとりの福祉従事者として、悩み、限界を何度も感じた。しかし、著者個人が限界を感じている間も、日本の福祉を国民本位に動かす力は年々高まっていった。著者の30数年の経験の中から、多くのみなさんに福祉行政の実態を知っていただきたい。
戦争はいつも自分と遠い所にあった。しかし、心から好きな人と巡り会え、人を愛する気持ちがわかり始めてようやくそれを奪われてしまう気持ちや生命の尊さが自分の事として感じられるようになった。これは太平洋戦争中、日本で唯一地上戦の行なわれた沖縄の話である。
ぽしぽしぽし…雨だ!雨だ!期待の新人デビュー!みずみずしいタッチで描く、生命のよろこび。3歳から。
本当の自分に出会えないまま生涯を終える。もし、起業した人間に共通の特権があるとすれば、そんな人生にだけは陥らずにすむことだろう。36人の自作原稿の神髄もそこにある。ノウハウも涙も笑いも満載の本書は、その実、生き方探しの良書である。熱い思いから寒いネタまで、ホンネ満載の自作メッセージ集。
本書は一年三百六十六日(閏年を考慮して)の毎日に、その季節にふさわしい話題をとりあげて、短い文章で解説したものである。
チケット難に、過剰警備に、仕事との両立に、きゃつらは立ち向かった!2002年ワールドカップサポーター30人の記録。
『真理香、一緒に海へ行こう』「え?伊豆?熱海とか?」『もっと遠くだよ。-沖縄なんだけれど』「沖縄あああっ?」インターネット絡みの『事件』を解決してきた林晋一郎が、新たな依頼を受けた。そのおかげで通訳兼世話係の中垣内真理香も、晋一郎とともに沖縄へ行くことに。リゾートへの旅行に喜ぶ真理香だったが、依頼人が女子高生だということがわかって面白くない。一方、真理香に積極的なアイツが現れて晋一郎も…。沖縄でリゾートで海で、二人の微妙な距離はどうなる!?大好評のロマンティック・ミステリー・シリーズ第3弾。
ボストンからイタリアのトスカーナ大学芸術学部へ赴任した美人教授ドナテラ。彼女の任務は学部内の醜聞を調査報告すること。だが大学側のガードは固く、大学生キキと友人のフランチェスカの協力を得て数々の危険に立ち向かう。同時に二人の奔放な性に触発され、自らの内に秘めた欲望の炎を燃やし、しだいに官能の世界へと引き込まれていく。情熱的なイタリアの夏を舞台に繰り広げられる官能と冒険の結末は…。
建築・美術系の大学ゼミによるニュータウンのコミュニティ・デザイン。大学生という「個」市民(住民)という「個」多様な個が動き、ぶつかり合い、均質なまちをざわつかせる。確かな力で立ち上がりはじめた、若人たちの祭典。