都市は危機を繰り返し経験し、また共存しながら歴史を刻んできた。災害・人口減少が迫る現在、都市の歴史を「日常のなかに潜む危機」という視座から捉え直す。建築史分野の研究者による、日本・世界の各地域・時代を題材とした16論考を収録。空間の実態と人々の認識を通して、変動と定常の間で培われてきた都市空間の歴史的個性と経験知に迫る。
<収録内容>
3話収録
<収録内容>
3話収録
<収録内容>
3話収録
●お花見のきもの
吉田 羊さんが着こなすゆったりお花見気分/お花見のタイプ別着こなし術/
きもの好きのリアル「お花見」スタイル/
観桜のパーティ訪問着から、花見ランチの紬までシーン別着こなし術をご紹介します。
●季節の彩りをまとう 桜薫る午後
昨年一年間毎号ご登場いただき、美しいきもの姿が人気を集めた
女優の松嶋菜々子さん。四月からは二十三年ぶりの朝ドラに出演します。
春を代表する「桜」のきものを着こなしていただきました。
●吹石一恵さん初登場! 花のミューズになる春
一年で最も美しい季節、春。寒さの厳しい冬を超え、暖かな光のなかで花々は眠りから目を覚まし、
春の喜びを誇らかに謳い上げます。桜を筆頭に、春に咲く花を題材にした華麗なきものを、
女優の吹石一恵さんに着こなしていただきます。
●私たち絣応援団!
近年、先染め織物のなかでも絣の生産量が特に減っています。
日本各地に発展してきた多種多様な絣織物が厳しい環境にある今、
次の世代に絣を伝えたいという思いを二回に分けて特集。
今号は、産地に絣の作り手を訪ね、各産地の特色と現状を紹介します。
また、織物を多く扱う呉服問屋を取材。
絣のために今できることを考えます。
●今、おしゃれ心を満たす「色無地」のきもの
万能のきものとして常に高い人気を誇る色無地。
この特集では、今着たい色、生地のタイプを紹介します。
無地のおしゃれをアップデートして、洗練されたきもの美人を目指しましょう。
●入卒式の「ママきもの」
子どもの入学式や卒業式にきものを着て出席するお母さま方が増えています。
母としての品格を保ちつつお祝いの日にふさわしい晴れやかな新作きものをご紹介。
タレントや女優として活躍し、一児の母でもある安田美沙子さんにお召しいただきます。
●春色から始まる!先取りひとえ
昨今の温暖化により、本来であれば六月からのひとえを先取りして
五月頃から着用する人が増えています。茶会やフォーマルな場でなければ、
その時々の気候に合わせて軽やかにきもののおしゃれを楽しみたいもの。
春先の着用にふさわしい新作を紹介します。
●[連載]柴咲コウさんの茶の湯はじめ
きもの好きで知られ、茶道をたしなまれている女優・柴咲コウさんが、初茶会をひらくまでの
茶の湯の心を学ぶ連載です。今回は漆芸家の村瀬治兵衛さんに茶器選びを教わります。
【別冊付録】芸舞妓の四季暦
人気芸妓・紗月さんの7年間に密着!
いつも、おおきに!紗月どす 2011年2月28日に店出しをして舞妓さんに、
2015年2月23日に衿替えをして芸妓さんになった紗月さん。
キュートな笑顔と明るい性格で祇園を代表する人気の芸妓さんになりました。
十三参りの企画で小誌に初登場、舞妓さんになってから8年にわたり折に触れ
ご登場いただいてきた、紗月さんの祇園での日々をまるごと一冊にまとめてご紹介します!
and more..!
田宮流抜刀術の達人矢内栄次郎は、田原町の三味線屋からの帰途、鼻緒問屋『山形屋』の裏口近くで小間物屋と出くわした。小間物屋の足首には赤い布が巻いてあった。すぐに南町与力の崎田孫兵衛に聞いた盗賊赤間一味のことが頭に浮かんだ。押込みに入るときに足首に赤い布を巻いていたという。しかし、三年前に押込みは終わっていた。またもや、赤い布の盗賊が動きだしたのか。
普段生活するなかで当たり前のように使っている暦。ですが、歴史を勉強してみたり、海外へ旅行してみると、はじめて知る暦の不思議がたくさん出てきます。暦にまつわる不思議を知れば、日本と世界の文化・暮らしの違いや共通点に気づき、異文化理解も深まります。世界中のカレンダーを収集し、そのカレンダーが使われる地域の社会・文化・暮らしを理解するための研究を長年おこなってきた著者が、さまざまな角度から暦の話をわかりやすく語ります。
いまみることができる農耕景観は、江戸時代と同じものではないー地域の特性に応じた背景をもって近世に著わされた「農書」と称される営農指導書を読み解き、フィールドワークを重ねてそれらを明らかにしていく。本書では、農耕景観を構成する諸要素の中から、農家屋敷・水田・畑・商品作物・農具・肥料・里山の7つを軸に近世日本の農耕景観の一端を描く。近世農書の筆者たちの環境観を、環境への順応の視点から評価した試論である。
恋愛、仕事、お金、人間関係…etc.クチコミで話題!マヤ暦占星術の開運レッスン!
宣明暦から貞享暦へ。八二三年間の改暦の空白に終止符を打ったのは、保科正之から改暦を命じられた碁方の渋川春海であった。保科正之を囲むサロンには、吉川惟足、山崎闇斎らが集まり、『日本書紀』神代巻を解読し、そこに理想の世を求めていた。春海もまた改暦のための観測や暦算を行いながら、『日本書紀』を読み、神武天皇がつくった失われた古暦を求めた。暦の始まりを神武天皇即位とした春海の復古主義は、時をこえて神武紀元の皇紀をこの国に生みおとした。
暦の基礎知識と日暦を完全網羅、運勢判断と日常生活で役立つ易占と冠婚葬祭の決定版。国民の休日・立皇嗣の礼対応。九星気学/十二支獣のはなし/二十四節気/陰陽五行説/日暦/四柱推命/九星による運勢判断/運勢基本図/面相診断/家相二十四方位の吉凶図/慶祝/婚姻/葬儀/祭祀など盛りだくさん!!
旧日本軍の軍隊手牒、企業が支給する年玉手帳、新時代の定番ほぼ日手帳、カリスマにあやかる有名人手帳…手帳には、その利用者がこれまで何をしてきて、これから何をするのかという情報が詰まっている。その歴史をたどると、日本人の時間感覚、仕事観、精神史が見えてくる。