戦さを左右し、旅の日程を決め、大名から庶民まで、あらゆる指針となっていた暦。暮らしに息づく先人の知恵を繙く。
不思議な碑文をメソアメリカに残し、忽然と消え去った謎の国マヤ。近年、その解読が進み、忘れ去られたマヤ文明が明らかになってきた。彼らは数種類の暦を持ち、王朝の歴史や儀式について記録したという。そのファンタスティックな絵文字を読むための手がかりはどこにあるのか。解読物語とともに、残された未知の領域についても詳述する。
最愛の夫の入院と死。96才の気丈な母との同居。原稿執筆。講演旅行。賞の選考。対談。そして、多忙な一日一日の食卓の風景。昭和が生んだ最後の文人田辺聖子が人生の激動期のリアルを、ユーモラスで美しい田辺ことばで書き付けた日記文学の宝もの。
おもしろ話あれこれ。暦が語る日本の四季とくらし。
四季を楽しむ。良き日本のスタイルがここにある。たとえば新春。神社の梅の木に願いを込めておみくじを結ぶ。和の暦が教える四季の行動やしきたりには、毎日がふっくら豊かになるヒントがいっぱい!春は桜。花見団子が美味しい。夏は梅。クエン酸で体を殺菌!;秋は紅葉狩り。うつろう自然を惜しむ。冬の酉の市。縁起物の熊手をゲット!和の暦は、古くから伝わるくらしのお手本集。
海外旅行から、長期滞在の人にまで使える生活基本単語約5000語を収録。スペインだけでなく、ラテン諸国の生活にも役立つ。ローマ字で日本語も並記しているので、スペイン人にも日本語が学べる。ワンポイント・アドバイスでは、スペインの歴史や文化なども紹介。
「松がさね」「七草爪」「時雨うつり」…、なんて言葉の意味を知っていますか?今では日常から消えた、四季折々の行事や季語の世界へ、江戸の粋あふれる高座の語り口そのままに、ご存じ古今亭志ん朝がご案内。日本人なら知っておきたい、使ってみたい。
下谷車坂の惣右衛門店に新内語りの春蝶を見舞った時から事件は始まった。栄次郎の見知りの宗助が妻子を捨てて失踪したのだ。お節介焼きの己れの性分を自嘲しつつも、栄次郎はその行方を追いはじめた。やがて浮上する下級旗本金谷仙太郎自害死の謎。宗助失踪の裏に何が隠されているのか?美しく巡る江戸の四季を背景に、人と人とのつながりの儚なさと強さを叙情豊かに描く読切連作の秀作。
日常生活に不可欠な単語、困ったときに役立つ単語満載。
英語には英語特有の言い回しとニュアンスがあります。英語の意味を正確にとらえるためには、英語の側に立って、英語の主張する「英語の言い分」に耳を傾けなくてはなりません。本書は、英米でよく用いられる慣用句をテーマ別に約450収録し「直訳」から「英語の言い分」を探っています。本書にある「直訳」を通して英語の世界に入り込み「英語本来の意味」をつかみ取ってください。
画家の手で古代マヤ文字が美しく再現されています。最小限の文法の学習で読めるように工夫されています。実践的な練習問題つきです。マヤ文字が書かれた石碑写真を多数掲載しているので、解読の腕だめしができます。